父親 |
妻が仕事の土曜日、子どもと過ごす場を求めてひろばへいった。 |
妻は利用していたが自分が行くことはないだろうと思っていた。
ママさん達との意見交換で、改めて育児と家事の大変さを感じ、妻への感謝の念が素直にもてた。今後は積極的に出向き、妻に時間を作ってあげようと思う。 |
父親の私が代わって育児をする。いよいよ始まった育児生活は想像をはるかに超える忙しさだった。 |
利用している父親同士の気配りを感じることができた。 |
未熟な私をそれなりの母親に、独身気分の抜けない夫を立派な父親にしてくれた。一人で子育てしていたら、今の娘の笑顔はない。センターは私の大切な「離れ」。 |
自己主張真っ盛りの子どもたちを追いかける毎日だが、子育ての楽しみは十分満喫子育ての楽しみを教えてくれたセンターの存在を、多くの父親に知ってもらいたい。卒業後もたまには遊びにいきたい。 |
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育児休暇を父親が取得するケースは非常に少ないですが、休日に父親が子どもを連れてセンターを訪ねるケースも多いです。センターやひろばが父親にとっても貴重な支援の場となっていることが文面からも読み取れます。 |
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外国籍の親 |
支援センターで出会った、インドネシア人のママ友達。私と彼女との交流は今も続いている。 |
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最近は、外国籍の方の利用が増えてきており、地域によっては、外国語のパンフレットを常備するセンターもあります。外国籍の方は、通院や入園などの情報が入手しづらい環境ですが、ひろばに通うことで、地域の情報を得ることができるばかりか、異文化交流の担い手として活躍するケースもあります。宗教や食習慣の違いに配慮するなどきめこまやかな対応をしているセンターもあります。 |
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祖父母 |
4月から仕事を辞め、専業ばあちゃんに。我が子の同級生がお母さんとなっていることが、嬉しい。 |
私の時代は子育ては全て妻にまかせっきり。私は仕事ばかり。孫との時間は知らないことばかりでおもしろい。成長を見るのは楽しい。 |
60歳になって子育てサロンに行く事は、大変勇気のいる事だった。 |
孫の遊びを通し元気をもらい明日の活力を養いたい。 |
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ひろばには母親だけでなく、祖父母の参加も見られます。初めてデジカメで孫の撮影をしたり、祖父母自身も子育てを楽しみ、地域とつながる場としてひろばは存在します。 |
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多胎児 |
今までの10倍に家事が増えた。家を一歩も出ず自分の食事も忘れるほどだった。 |
姉弟の双子。妻の両親が近くに住んでいるとはいえ、不安はとてつもなく大きかった。 |
超未熟児の双子。初めての子育ては無我夢中の毎日だった。 |
2人分の荷物を準備し、2人が機嫌良い時を見計らって、ベビーカーに乗せ外出するのは、本当に大変だった。 |
超未熟児の双子の子育て
主人以外の大人と会話できることで頑張れた。 |
先生がよくみてくださるので双子でも気後れすることなく利用できる。 |
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多胎児の親のネットワークやサークルが存在する地域もありますが、日常的にいつでも訪ねて行けば支えてくれるスタッフや友だちがいるセンターの果たす役割は大きいようです。 |
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発達の不安・病気 |
先天性の病気を持って生まれてきた子ども。育児というより、介護に近い状態にストレスと疲労がたまっていった。 |
いつのまにか娘の発達の遅れを気にしない“仮面”をつけた私がいた。心はふさいでいく一方だった。 |
生後まもなく病気のため入退院を繰り返したこどもの強度の人見知り、場所見知りが大きな悩みとなっていた。パパママ以外にも優しく笑いかけてくれる人がいっぱいいるよ。いつかその人達に「ありがとう」ってとびきりの笑顔で言えるように一緒に成長していこうね。 |
リスクを持ち生まれ、装具をつけた生活。装具をつけ尻這いをする娘の姿に周囲の視線を感じたが、スタッフから笑顔で明るく声を掛けられると、娘は周りへ溶け込む勇気と自信をもらったようだった。 |
温かく見つめる周りの人々の存在が更にこの子に力を与えてくれた。 |
3人のこども。真ん中の子が自閉症。障害という大きな壁を越えられない自分に、先生方はいつも笑顔で接してくれた。 |
ひろばに通って息子の身体機能の回復に驚いた。みんなと食事やおやつの時間を共有することが、こんなに影響を与えることに感激、感謝。 |
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ひろばやセンターは障がいの有無に関わらず、みんなで同じように過ごすことができる場所です。そこで温かく見守り、支える人の日常の様子が描かれていました。 |
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アレルギー |
息子のアトピー一晩中抱っこで歩き回った。突然の蕁麻疹、病院に駆け込む日々。それでも周囲に弱さを見せられずにいた。 |
アレルギーがあることで、楽しい絵本や歌でつらい思いをすることがあるなんて思わなかった。 |
「食物アレルギーがひどく遊びに行く場所がない」と途方に暮れる親子を迎える環境を整えることにした。 |
「なんで?パパもママもアトピーなんかじゃなかったのに」の問いかけに、「どちらにも似ていない素晴らしい部分がたくさんあるってこと」とママ友が言ってくれた。 |
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アレルギー対応のために、心身ともに疲れきってしまう母親も多い中、ひろばやセンターのスタッフが理解ある対応をし、周囲の親たちとも気持ちや情報を共有することで乗り越えられる面もあります。 |
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育児休暇中 |
産休前は教員としてバリバリ働いていた。社会からの疎外感。 |
復職する妻に代わって育児休暇を取得。不安はとてつもなく大きかった。 |
育休を取って約三年半になる。この期間、子どもたちと楽しい思い出が作れた。 |
ママ友を見つけ、会うたびに笑顔が増え、約1年後には生き生きと仕事をしている姿に感動・・・。 |
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ワーキングマザーの中には、地元に母親同士の人的ネットワークが乏しく、社会からの疎外感や孤独感にさいなまれてしまうケースもあります。育休中、心豊かに過ごすためには、地域で友人得ることも大切なポイントです。 |
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