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新たなスタートにむけて!
 
6月9日(金)、第11回通常総会、その後の10周年記念公開セミナーには300人以上、記念パーティーには150人以上の参加者をお迎えいたしました。駆けつけてくださった皆様、またメッセージ等を寄せてくださった皆様はじめ、これまでご支援いただきましたすべての皆様に心より感謝申し上げます。
 記念講演、パネルディスカッション、リレートーク等で共有できたのは、子どもと家庭の置かれている状況の確認と、私たちが目指すべき遠くてもたどり着きたい未来への希望、燈火とも言えるものでした。子育てという連綿と続いてきた営みに隠された本質を踏まえ、人が育つ「共同養育」の機能をどのように子育てひろばに活かしていけるのか。親が安心して子育てに取り組むために必要な場の普及について、これまで以上に政策に活かしていくべきだと確信できる機会となりました。
 立ち止まっているわけにはいきません。誰もが赤ちゃんが生まれたら当たり前のように「子育てひろば」に行けるよう量的拡充を進める共に、子育て家庭の心の拠り所となれる場であるために必要な機能を、全国の実践者、有識者、行政の皆様方と手を携えて確認・普及していきたいと思っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。
NPO法人子育てひろば全国連絡協議会 理事長 奥山千鶴子 
公開セミナー 記念パーティー ひろば全協みらい会議 10周年記念映像 沿革 メッセージ掲示板 
◆日時 平成29年6月9日(金)
◆公開セミナー   15:15〜17:15
◆記念パーティー  17:30〜19:30
◆会場 TKPガーデンシティPREMIUM神保町
(東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア3F)
◆公開セミナー :プレミアムボールルーム
◆記念パーティー:プレミアムガーデン
ひろば全協10周年記念映像
記念講演  子どもが育つ・親も育つ〜次世代の心を育む「環境」について考える
 記念講演では、比較認知発達科学を専門として研究されている明和先生より、ヒト特有の心のはたらき、出産・育児の進化の基盤について、新しい知見をいただきました。「共同養育」というヒト本来の育児のあり方が、まさに拠点事業が行っている子育て支援のあり方につながり、私たち実践者は大変刺激を受けるとともに、心強く励まされました。すべてをお伝えするのは難しいですが、講義内容の抜粋をご紹介します。
明和政子先生     京都大学大学院教育学研究科 教授
 現生人類であるヒトの子育てや心のはたらき、その進化の基盤について、チンパンジーとの比較から科学的に明らかにする研究を行っています。その過程で得た結論は、ヒトの子育てや子育て支援について考えるとき、親と子をセットでみることが必須であるということでした。
1.ヒトの出産や育児の進化的基盤
 ヒトらしい心を働かせるための脳がどのように発達していくかを知るには、遺伝と環境の両面からみることはもちろん、「感受性期」という脳が発達する特別の時期を考慮することが大切です。感受性期とは、脳の発達において環境の影響をとくに受けやすい時期です。たとえば、視覚野では,生後半年くらいから2、3歳くらいにあたります。それに対し、ヒトの思考や推論、イメージ力などといったもっとも高度な心のはたらきを司る前頭前野が成人のレベルに達するのは25〜30歳です。前頭前野の感受性期は、第二次性徴が始まる10代前半から十数年も続くわけです。前頭前野には、怒りや悲しみなど自分自身では理性的に抑えられない感情(辺縁系と呼ばれる脳の深部にある部位)を抑制するはたらきがあります。辺縁系は、性ホルモンの影響を強く受けて10歳〜14歳ごろに急激に発達し、感情爆発が起こりやすくなります。しかし、前頭前野の機能が完成するのは20代ですのでその間は感情を抑えることが難しい時期となり、10代特有の感情の不安定さが生じやすくなるわけです。
 進化の過程を考えるとき、ヒトは、ほかの動物より優れているわけではないことに留意する必要があります。ヒトを含む動物は、それぞれが生きる環境に長い時間をかけて適応した結果、それぞれの種がもつ特有の姿かたち、そして心のはたらきを獲得してきました。たとえば、ヒトは情報の意味を深く理解しようとする性質をもちますが、チンパンジーは瞬時に情報を記憶する(短期記憶)ことが得意です。進化的にみると、私たちヒトが適応してきた環境で「普通に」育てていれば問題はないはずなのですが、現在、この数十年でヒトを取り巻く環境がこれまでにないほど急激に変化しています。長い時間をかけてヒトが環境に適応し、獲得してきた心がすぐにこうした環境に適応できるわけがありません。これが、育児、心の発達に関する深刻な問題が生じる理由のひとつと考えられます。
 チンパンジーは、ひとりの子どもを6〜7年かけて丁寧に育てあげ、独り立ちさせてから次の子を出産します。それに対し、ヒトは子どもが自立するまでに十年以上かかるにもかかわらず、3年間隔で出産ができる体となっています。それは、ヒトは、母親一人で子どもを育てるのではなく、所属集団で(血縁・非血縁)共同養育しながら進化してきたからだと考えられます。しかし、現在の日本では核家族が80%を超え、本来のヒトの子育てが成立していないのが現状です。
2.ヒトだけが持っている心を育む環境と脳機能
【ミラーニューロンシステム】
 他者と自己の心の状態を区別する必要がない神経細胞群を指します。理解できる他者の行為や心のはたらきは、自分自身が実行・経験し、自分自身の中に起こる心のはたらきということになります。
【メンタライジングシステム(抑制/推論)】
 自己と他者の心の状態を切り離し、他者の心的状態を自分のそれとは独立させて推論し、理解することを可能にする神経系システムを指します。これはヒトでとりわけ顕著に備わっているネットワークで、たとえばヒトの親は、子どもの行動や心の状態を、自分とは異なる視点で理解することが可能となります。それに対し、メンタライジングシステムがヒトほど機能しないチンパンジーでは、子どもができないことを親が積極的に教えることはありません。子どもの立場にたって、子どもの心の状態を理解することが難しいからです。ヒトは親がおせっかいなほど積極的に教える中で育ちますが、チンパンジーは親や仲間がやっていることを試行錯誤しながら自力で学んでいきます。
 「親性」とは母性や父性の区別なく、子どもにどう働きかけたらよいかをすばやく予測したり、イメージしたりする脳の働きをいいます。親性は、子育て経験の積み重ねによって獲得されます。養育行動は出産後の母親の脳にスイッチが急にオンになって働き始めるわけではありません。子どもだけでなく、ヒトの親性も育てる環境―共同養育が今ほど必要となっている時代はありません。
*プロフィール
京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。京都大学霊長類研究所研究員、滋賀県立大学人間文化学部専任講師などを経て、現在は京都大学大学院教育学研究科教授。専門は、比較認知発達科学。主な著書に『まねが育むヒトの心』(岩波書店)など多数。NHKスペシャル「ママたちが非常事態宣言!?最新科学で迫るニッポンの子育て1・2」「ニッポンの家族が非常事態!? わが子がキレる本当のワケ」等にも出演。
記念トーク  未来のひろばを語ろう!
汐見稔幸先生 白梅学園大学 学長   東京大学 名誉教授
 子育て支援は、本来しなくてもよい苦労をしているから皆で子育てを支えようとする営みであるが、効果的な支援の実際をつくるには、なぜ苦労するのかの原因の分析が大事だ。子どもは外からの刺激を五感で感じ取り、周りの世界についての情報を蓄え、それについての感情を形成していく。それが、基礎的な「世界像」つまり自分の生まれた世界はどういうところかという素朴な像になっていくのだと思うが、現代の「便利に・楽に・清潔に」の文明は、人類が長い間行ってきた子育ての環境とはあまりに違いがありはしないか。赤ん坊のときから、自分が生まれた世界への基礎イメージが異なっている可能性がある。当然、そのあとどう育てていくべきかの内容も異なってくるはずだ。  
 現代の子育てはその意味で、これまでの人類史での子育ての智恵や方式と異なってきている可能性があるが、それは人間が長く培ってきた遺伝的な子育ての智恵や方式と異なっている可能性につながる。便利で楽で快適にはなったけれども、人間は元来、少しの不便をどう克服するかということで進歩してきた動物だから、この文明は子どもを育てるには不向きな可能性がある。そういったことも考えたうえで、なぜ人々は子育てで苦労しているのか、なぜ子育て支援が必要かということを考えていかなければならない。「保育人類学」として人類史の中で考えていくことが必要と考える。
 ホモサピエンスは、孤立した育児をしたことはなく、日本でも昔から村全体で育児する例など、様々な「共同養育」の形があった。すべての家庭が子どもを産んだらすぐに何でも相談したり、子どもを預かったり、情報交換できる多世代交流も含めた「たまり場」を全国に3万か所(小学校数分)作ってほしい。800万戸ある空家の活用なども大事な方法である。保育所なども利用日数や、利用の仕方などもっと柔軟な形や制度があってもいいのではないか。気軽に来られて、親も一緒に来て利用でき、子どもとコミュニケーションをとる機会を増やすなど、親も子も共に育ちあう場をつくっていくことがこれから大事である。
明和政子先生 京都大学大学院教育学研究科 教授
 人間の本性を知ったうえで、本来ヒトはどのような環境に適応して今あるような心のはたらきを知ることが必須だが、あえて真逆の話をすると、人類進化の過程でこれだけ急激に環境が変わってしまった今、もう後戻りはできない。今を生きるために、新しい「共同養育」の形を社会に作らなければならない。他人に頼るだけでは限界があるので、新しいテクノロジーを取り入れながら子育て中の親を支援することなども研究者・科学者として模索している。
 子育てひろばは、まさにミラーニューロンシステム、メンタライジングシステムの発達を支援する場。親と子どもが行為経験を共有し、また親同士も同じ経験を共有すると、無意識に気持ちが理解できる「情動的共感」が育まれる。一般的に、保育所では親子、親同士がともに同じ経験を共有する機会が少ない。子育てひろばでは、子どもたちの脳が発達する過程で環境の影響をとくに受けやすい感受性期に、ミラーニューロンシステムやメンタライジングシステムの発達を支援する場としての役割が大きく期待できると思う。
 
奥山千鶴子 NPO法人子育てひろば全国連絡協議会  理事長
 子育てひろばはまさに「共同養育」の場と思いながら、この10年活動してきた。子どもがどの親の子かわからないこともよくある光景であり、それはすなわち、親子が安心して過ごしているという環境である。その経験が、現代の子育てではすでに地域から失われている。だからこそ、子育ての経験を日常的に共有できる子育てひろばは、親も子も育つ環境づくりに重要だ。今後さらに身近な場所にひろばを増やし、ゆったりと子育てができる環境を整えていく必要がある。さらに今後は、親たちの主体性・ニーズを尊重し、より豊かな子育てが可能となるよう寄り添うと同時に、地域に子育てを応援する機能や役割を育むことが求められている。
 今日のセミナーは、これまでのひろばの経験を科学的に社会に発信できるよう知識をもっていなければならないと考えさせられる機会となった。それが根幹にあれば親だけで頑張らなくていいことを伝えることができる。そして自分たちの活動を理論化できる。これからの10年も、こういったことを学び伝えていく役割を果たしていきたいと決意と励ましをもらえた。今後もぜひご支援いただき、育てていただきたい。
リレートーク 未来のひろばを語ろう
野村知司さん 厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課 少子化総合対策室 室長
 10年間の活動の積み重ねに敬意を表したい。子育て支援ということばは定着してきたが、親自身が少子化の中で育ち、子どもに触れたり、共に暮らしたりする経験もないまま親になっていくのが現在の世の中。地域の中でひろばが広まり、子どもや子育てに関わる様々な方が集まって、子どもへの接し方、親としての立ち居振る舞いの学び合いや悩みを共有したり、ノウハウのやり取りをできる場、機会をつくっていくことが必要。そして地域の方々とのつながりが拡がり、その中で子どもも親も育っていくことが当たり前になること、将来は「子育て支援」の5文字が「子育て」というものと同意義になり、子育てとは普通そういうものだと地域での支援も織り込まれるのが自然な営みになることをめざし、共に力を合わせ頑張っていきたい。
丸山政子さん NPO法人子育て支援のNPOまめっこ 理事長
 名古屋市北区の商店街で遊モアというひろばを始めて14年目。最近ようやく地域子育て拠点になり、地域の皆さんに無料で利用していただけるようになった。ひろば全協の仲間に応援してもらい、活動を続けてきた。現場の困難も多いが、ここに来るといつも笑顔と元気をたくさんもらえる。地域の子育てやまちを元気にするために、これからも10年、20年頑張りましょう。
千葉勝惠さん NPO法人手をつなご 理事長
 ボランティアグループからの活動で20年目を迎える。当初、ひろばという名前ではなかったが、いろんな形で子育てを応援してきた先輩がたくさんおられる。自分たちでできることを、自分たちのできる形で、お母さんたちと一緒に考えていきながら、プレッシャーをかけずにやっていくことが大事だと思っている。これからも同じ活動をする皆さんと学びあうことで道は開けていくのではないか。
林 惠子さん NPO法人子育てサポートセンターきらきらくらぶ理事長
 立ち上げ当初はお母さんたちに「ひろば」がどういうところか説明しなければならない時代だった。活動を始めるにあたり、全国のたくさんのひろばを見学させていただきその暖かさに触れ、敦賀のひろばもそのようにありたいと、思い続けてきた。設立当初利用していた子どもたちが今は中学生。その子どもたちが親になり、世代交代してゆき、地域の中にひろばがあるのが当たり前の世の中になればと思っている。
村上明子さん NPO法人とべ子育て支援団体ぽっかぽか 代表理事
 最初の愛媛開催のセミナーの実行委員を子どもをおぶって参加した経験。大冒険で、出会いもたくさんあり、つながりもできた貴重な機会だった。子育て環境も変わり、国の施策も変わってきたが、全国のセミナーなどに参加し、子育てをめぐる現状を知り、学びつづけていきたい。今はSNSなどで全国の仲間と日々つながっているが、刺激を受けながら活動している。今後は変化についていきながら、活動は変わらず継続していきたい。
記念パーティーは147名の方にご出席いただきました。たくさんの方からいただいたメッセージの一部ではありますが、ご紹介いたします。
吉田学さん(厚生労働省雇用均等・児童家庭局長)
 全国各地で子育て支援の活動をする方々をつなげていただき、国の重点戦略とともに歩んできたこの10年は、全国のリーダーの尽力の賜物です。最近は地域の子育て支援や保育、母子保健、子ども食堂など地域の実情に応じて横のつながりができてきたと実感しています。
 厚生労働省では「我が事・丸ごと」といった新しいキャッチフレーズで「地域共生社会」の実現に向けて取り組んでおり、@地域包括ケアといった高齢者を中心に地域の方々が職種や立場を超えてつながることA子育てひろばのように地域の方々が着実に関係を拡げている、といった動きがある中で、地域の多様な主体がつながり、共に活動することが新しいコミュニティ、新しい子育て支援だと思っています。行政としては、全国で頑張っている先駆者の皆さんを応援し、これからもその取組みを聞かせていただきながら、共に歩んでいきたいと思っております。
新澤誠治先生(みずべの会)
 十数年前、ひろば全協の立ち上げについて相談を受けた時、当時は保育園の子育て支援センター中心でしたので、子育ての当事者が立ち上がったことにとても新鮮に感じたのを思い出します。ひろば全協の研修に登壇した時も、皆さんの「これからやっていくんだ」という意気込みを見て、圧倒されながら、とても眩しく感じました。
 日頃、皆さんは地域の最前線で、地域の課題を肌で感じているでしょう。子育てしている母親の悩みをきちんと感じ取りながら模索してくださっていることに、私は喜びを感じています。
柏女霊峰先生 (淑徳大学 教授)
 利用者支援事業につながる、子育て支援コーディネーターの調査研究に関わってきました。子育てひろばは地域の人々の支え合いから始まりましたが、拠点事業のこれからの10年は、支え合いや支援者と地域との関係を考えながら、子育て支援の羅針盤づくりをめざしてほしいと思います。さらには、子育て支援、高齢者福祉、障がい者福祉の分野横断的な地域共生社会の創出を意図したとき、拠点事業の果たすべき役割に期待が高まると思います。


北海道・東北からのご出席者

関東からのご出席者

北陸・東海からのご出席者

甲信越からのご出席者

関西からのご出席者

九州からのご出席者

中国・四国からのご出席者

当日はご出席がかなわなかった皆さまからもたくさんのメッセージをいただきました。
ありがとうございました。
香取照幸さん   前厚生労働省雇用均等・児童家庭局長   在アゼルバイジャン共和国日本国特命全権大使
 17年前、「横浜でとても面白い活動をしている人たちがいるから是非会いに行こう」と誘われておじゃまして以来、厚生労働省もいろいろがんばって、地域子育て支援事業や小規模保育、ファミサポ、ネウボラなどなどいろいろな制度や政策を作ってきました。まだまだ十分とは到底いえませんが、少しづつですが前に進むことができてきたかな、と思っています。私たちがくじけることなく頑張ってこられたのは、それぞれの地域で毎日地道に活動を続けている人たちがいたから、その人たちの姿を見てきたから、そこに集うこどもたち、お母さんお父さんたちの笑顔を見ることができたから、皆さんに勇気と元気をもらうことができたからです。こどもたちは、私たちの未来を支えてくれる大事な宝です。その大事な宝を、家族や地域や社会が守り育てていく。そんな当たり前の社会をちゃんと作っていきたいとずっと思ってきました。これからもどんどん活動を広げて、こどもたちと家族のために頑張ってください。
 未来は皆さんの手の中にあります。もっと世の中を変えましょう。
渡辺顕一郎先生 日本福祉大学 教授
 この10年間、子ども家庭福祉に携わる者として、子どもの健やかな育ちを願い、子育て家庭がより豊かに子育てできる社会の構築を願い、ひろば全協の皆様方と共に研究や実践に取り組んでこれたことを光栄に思っています。地域子育て支援拠点のガイドライン、子育てひろばの実践者のための基礎研修や応用研修、地域子育て支援士の資格化などを通して、私自身も多くの学びを得ることができました。心より感謝申し上げます。
 とはいえ、地域子育て支援については、いまだ課題が残されています。また、子育て世代包括支援センターや市区町村子ども家庭総合支援拠点、家庭教育支援法案など、次々に打ち出される法制度の動向について戸惑いを感じてもいます。ただし、こうした節目の時期だからこそ、今一度原点に立ち返り、誰のために、何のために支援に取り組むのかを改めて見つめなおすことが大切だと思っています。
 次の10年に向けて、私自身が研究者として、そしてひろば全協の専門アドバイザーとして、子育てひろばの発展のためにお役に立てるよう最善を尽くします。

参加者皆で作成した10周年パネル

子育てひろば0123育ちの詩

迫力?!のひろば全協理事

たくさんの皆様にご出席いただきました。ありがとうございました!
 ◆◇これからの10年を考える、”ひろば全協みらい会議” スタート◇◆
法人化10周年の記念事業を終え、運営を負託された現理事たちが、これからの10年に向けたミッションを考える、「ひろば全協みらい会議」を、今年度スタートさせます。ブロック交流会をはじめとする各種事業にご参加いただき、会員の皆様からも、ご意見をいただきながら、新たな10年を共に歩みだしましょう。
「生まれた子どもの地域子育て支援拠点利用8割を目指して
赤ちゃんが生まれたら当たり前のように「子育てひろば」に通えるよう、身近な場所に増やしていきたいと思います。現代版「共同養育」の場は、親子の尊厳が守られ、つながりを体感できる。そこから広がる訪問支援、一時預かり事業、ファミサポなどの支援が手に届く社会づくりのため、みんなで力を合わせていきましょう!
奥山千鶴子(NPO法人びーのびーの 理事長)

「地域子育て支援拠点の認知度・利用度UP」
10年で地域子育て支援分野が育てたのは、実践者の活動です。でも残念ながら、拠点を訪れることのなく0〜3歳を過ごす親子が、まだまだたくさんいることを様々なデータは示しています。基盤は整備されました。役割や重要性も共有されました。スキルも向上してきました。さぁ、みなさん、自信をもって、子育ての始まりを地域で支える私たちの実践を、知ってもらいましょう、利用してもらいましょう。そのための旗を振りましょう。
坂本純子(NPO法人新座子育てネットワーク 代表理事) 

「拠点スタッフのキャリア形成支援
地域子育て支援士一種、二種、子育て支援コーディネーター研修、拠点スタッフの基礎研修・応用研修など、研修メニューがそろってきました。いよいよキャリアパス構築の段階に入ったのではないでしょうか。「ガイドライン」を確認しながら、階層・評価について検討し、キャリアパスに対応した給与制度を確立できたら・・・。ひろばが良い活動を続けるために、スタッフ一人ひとりを応援し続けたいと思います。
野口比呂美
(NPO法人やまがた育児サークルランド 代表) 

「日本全国どこでもどんな環境に生まれてもこどもが豊かに育つ地域づくり」
北海道から沖縄まで都市部でも過疎地でも、両親が揃っていてもいなくても、障害を持っていてもいなくても、経済的な余裕があってもなくても、母親が働いていてもいなくても、この世に生を受けた子どもたちが様々な人に見守られながら、その子らしく健やかに育つことができるような地域社会を目指して、これからも「子育てひろば」ができることを着々と積み上げていきましょう。
山田智子(NPO法人子育て応援かざぐるま 代表理事) 

ワーク・ライフ・コミュニティバランスを拠点から
ワークとライフのバランス・・・ともすると二者択一のシーソーゲームです。ワークとライフは「コミュニティ」と三つ巴で捉えるとうまくいく!子育て家庭ならばなおさら。ワークとライフが支えあって立つとき、三角形の底辺がコミュニティ。底辺が長いほど、三角形の面積は増え、子どものいる暮らしが豊かになっていく。妊娠期からの切れ目のない支援で、地域に居場所をつくる拠点がその価値観の発信の場になっていきますように。
松田妙子
(NPO法人せたがや子育てネット 代表理事)
「地域の中で共存できる子育て」
地域子育て支援拠点は、子育て家庭の生活、暮らしを応援します。子育て家庭が地域で安心して暮らすことができるように、人と人とのつながりを生み出し、誰もがお互い様の気持ちを持って生活できるようになれたらと願っています。子育て家庭だけではなく、地域みんなにやさしいまちになるためにも。今の子どもたちがまた、安心して子どもを育てることができるためにも。これからも自分たちができることをやり続けたいと思います。
石田尚美(NPO法人松戸子育てさぽーとハーモニー理事長)

「地域をアウェイからホームに変える」
子どもの時から住み慣れた場所であっても初めて暮らす場所であっても、子育てを初めると見える景色が今までと全く異なってしまう。わからないことだらけ。そんな時に、日本全国どこにいようともどこかの拠点に行けば、ほら、もう大丈夫。母でも父でも祖父母でも子育て中の人が皆安心できる。地域とつながれる。そんな10年後を目指していきたい。
中條美奈子(認定NPO法人マミーズ・ネット 理事長) 


「いなかのひろば、まちのひろばどっちも大事」
面積あたりの子どもの数が多い地域と、少ない地域の格差が大きく、子どもの数の多い地域の「ひろば」と、施設まで行くには車で1〜2時間の山越えをしなければならないために子育て中の親に出会ったり子ども同士遊ばせるのに苦労している子どもの数の少ない地域の「ひろば」では、おのずから地域ニーズが違ってきます。それらの実情や特徴を生かした地域子育て支援拠点のあり方を、みんなで考えていきたいと思います。
安田典子
(NPO法人くすくす 理事長)

「子育て世代ニーズの最前線を捉える」
大都市、地方都市、就労形態の違い、手助け環境の有無、アウェイ育児など子育て環境はずいぶんと違います。どこで、どんな環境で育ったとしても、子どもたちが幸せに生きていくためには、それぞれの必要にあった支援やサービスが存在し、提供されていることが大切だと考えます。これからの10年は、ますます多様化し格差さが広がる社会を想像して、子育て環境を丁寧に見つづけて、ニーズを発信していきたいと思います。
岡本聡子(NPO法人ふらっとスペース金剛 代表理事)

「他業界にネットワークを広げる」
子育て中の方々は地域での生活者でもあります。会社等社会で働き、街で買い物をし、これから保育所幼稚園や学校生活に子どもたちを送り出します。子育て支援拠点のネットワークからさらに子育て家庭を取りまく会社や商店、学校や様々な施設などとも今後ネットワークを広げ異業種・異分野の人たちに「地域子育て支援」への理解を深めてもらい、社会全体が子育てに優しくなれば…そのための活動をしたいです。
中橋惠美子(NPO法人わははネット 理事長) 

「子育て家庭のお守り的存在へ」
【子育てに困ったらひろばに行こう!!】【子育て中の人に出逢うとひろばをすすめよう】こういう雰囲気がもっと地域に広がる事を願っています。また「今度、引っ越すことになりました。子育てひろばあるのかな?」「娘が遠くの地で子育てをしていますが、悩んでいて心配です。ひろばに行くように進めましたが、近くにあるのでしょうか?」こういう声を聞く度に、私は”ひろば全協をクリックしてみて”と、お伝えしています。子育て中の方一人ひとりに【地域のひろば】も【ひろば全協】も親子の更に身近な存在になりますように!
小川由美(NPO法人アンジュ・ママン 施設長) 



プログラム・メッセージ集と
記念品

10周年に際しまして、あたたかなメッセージ、励ましのお言葉をたくさんいただき、ありがとうございました。
ひろばで活躍する皆様とともに、これからも歩んで行きたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。 No hiroba No future
ひろば全協 事務局一同





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