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「オンライン子育て支援のヒント集」を活用した入門講座を開催します。拠点で行っているリアルな支援とともにオンライン子育て支援の導入方法を皆さんで学びましょう。
講座名 オンライン子育て支援入門講座(会員限定)
開催日時 6月21日(月) 
13:30〜14:00 Zoom入室練習 *必ず13:30に入室してください
14:00〜16:00 講座
開催方法 WEB 会議ツール Zoom による オンライン開催
講座内容と準備 「オンライン子育て支援のヒント集」を活用した実践講座
*ひろば全協のHP「オンライン子育て支援のヒント集」を事前にお読みいただき、講座資料として印刷し、お手元にご準備ください
講師
(ひろば全協理事)
中橋惠美子(認定NPO法人わははネット 理事長)
石田尚美 (NPO法人松戸子育てさぽーとハーモニー 理事長)
坂本純子(NPO法人新座子育てネットワーク 代表理事)
定員 20名
参加費 無料
対象者 ひろば全協の会員で、オンライン会議システムの活用を計画している方
*1団体から複数名参加の場合、調整をお願いする可能性があります
*申込1名につき1台の PC 等のデバイスで「顔を表示すること」が受講条件です。
1名分のお申込みで複数の方が受講することはできません。
*PC・タブレットでの参加を対象としています。
申込方法
*開催1週間前に、講座のご案内とZoom参加方法のご案内メールを送ります
チラシ
締切 6月10日(木)
キャンセル・欠席に
ついて
お申込み後、キャンセルや開催当日欠席される場合はこちらからご連絡ください
*オンライン子育て支援入門講座について、団体や自治体等で個別に開催を希望される方は別途ひろば全協事務局までご連絡ください
◆お申込について
・申込フォームは、SSL対応しており、データは暗号化されて送信されます。
・申込フォームに入力後、申込受付完了メールがすぐに届かない場合は、ひろば全協までお問合せください。
・携帯電話からお申込の場合、機種の「ドメイン指定受信」もしくは「迷惑メール対策」等の設定により、メールが届かない場合があります。@kosodatehiroba.com からのメールを受信できる設定にしてください。
・メールアドレスの入力は、@マークやピリオド、数字等はすべて半角英数でお願いします。
・自動返信メールが迷惑メールボックスに届いていないかご確認ください。
・受講に関する連絡はすべて登録アドレスにお送りしますので、定期的なメールチェックをお願いします。
◆オンラインによる受講について
・WEB 会議ツール Zoom を使用したオンラインでの開催です。無線 LAN や Wi-Fi 環境でも受講可能ですが、より安定した通信環境での参加のために、LAN ケーブルを使用した有線 LAN 接続を推奨しております。
・事前に Zoom の設定を行い、最新版に更新してご受講ください。開催日の通信トラブルには対応致しかねますことをご了承ください。Zoom のダウンロードおよび接続確認はこちらから→https://zoom.us/test
・受講される場合、「ビデオ付き(顔を表示)」での受講に同意いただけたことと判断しますのでご了解ください。
◆キャンセル・変更について
・災害、天候等、不測の事態により開催が困難であると主催者が判断した場合、講座実施に関する情報をひろば全協ホームページに掲載します。
◆著作権について
・当講座で使用する資料の無断転載、録画、撮影、録音は固くお断りいたします。ひろば全協の許可なく、当講座のプログラム・配布資料・データを個人目的以外に使用、もしくは営利目的で使用することはできません。
 
 2020年、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、様々な分野に活用したオンライン会議システム。空間を共有せずにインターネットを介して動画と音声での交流を可能にするICT時代のコミュニケーション手法は、瞬く間に普及しました。
 自粛期間中の地域子育て支援拠点・子育てひろば(以下、拠点)からも「活用したよ!」という声が各地から聞こえてきました。一方、「活用したかったけど、活用の仕方がわからない」「どうやって取り入れていいのかわからない」という声もたくさんありました。
 そこで、子育てひろば全国連絡協議会では、活用状況についてアンケート調査を実施。活用しているところからヒアリングを行い、ウィズコロナと言われているこれからの子育て支援に活用できるヒントとしてまとめました。
 また、オンラインでの子育て支援によって、地域子育て支援拠点の基本4事業が補完的に実施できることがわかりました。それは、実際に親子とつながる場があり、信頼する拠点スタッフが実施するからこそできるなど、拠点で行っているリアルな支援とともにオンライン子育て支援の可能性もわかってきました。
【アンケート集計/実施期間:2020.8〜9、回答:226件、ヒアリング実施/5拠点】
オンライン子育て支援のヒント集ちらしPDFです
オンライン子育て支援の
ヒント集チラシPDF
 
INDEX
  1.アンケート調査結果より
   新型コロナ感染拡大防止対策によって発生した活動自粛は?
   閉所という中で活用したICTツールは?
   活動自粛期間中、オンライン会議システムは使用した?
   利用目的は?
   開催にあたっての参加人数、実施時間、開催頻度は?
   利用によるメリットは?
 2.Let’s Try! 地域子育て支援拠点事業をオンライン会議システムで補完するために
   オンライン会議システムにはどんなものがある?
   Zoomでの無料版と有料版の違い
   開催するにあたっての流れ
   開催当日の流れ
 3.実践事例からみる〜基本4事業へのオンライン活用
   子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
   子育て等に関する相談、援助の実施
   地域の子育て関連情報の提供
   子育て及び子育て支援に関する講習等の実施(月一回以上)
   事例紹介
  4.参考サイト
1.アンケート調査結果より
 わずか半年あまりの間に急速に普及したオンライン会議システム。自粛期間中の地域子育て支援拠点・子育てひろば(以下、拠点)でも各地で活用されたようです。
 こうした状況を踏まえ、子育てひろば全国連絡協議会では、コロナ禍における拠点のオンライン会議システムの活用状況について、会員拠点を対象に緊急アンケート調査を実施しました。
 2020年8月24日から9月13日の期間に、会員向けメールニュースで調査協力を呼びかけ、インターネットを通じてアンケート調査を行い、226件の回答をいただきました。短期間の調査にも関わらず、ご回答くださった皆様にお礼申し上げます。

◆新型コロナ感染拡大防止対策によって発生した活動自粛は?
新型コロナ感染拡大と予防対策によりあなたの地域子育て支援拠点には、どのような活動自粛が発生しましたか?
 最も多くの拠点が「プログラムの変更や中止 89.8%」を経験していました。そして「閉所」を余儀なくされた拠点も、86.7%に上りました。
 ほとんどの拠点が、開所に際しては「利用人数の制限 85.4%」と「利用時間の制限 61.1%」の措置を講じ、3密を避けながら親子を受け入れていました。
 拠点での過ごし方も、半数強の拠点で「遊具等の使用禁止 58%」が行われたり、地域に出向く「出張ひろばやアウトリーチの中止38.1%」も起こり、普段の拠点の様相が一変し、提供される活動も、縮小を余儀なくされていました。
◆閉所という中で活用したICTツールは?
新型コロナによる活動自粛期間中から、利用者に対して活用したものがあれば、全てにチェックを入れてください。
 圧倒的に多くの拠点が「ホームページやブログを活用した 81%」と回答したものの、SNSの利用は1/3程度と一部の拠点に留まっていました。主要なSNSは、Facebook 39.8%、Instagram 33.6%、LINE 30.1%という活用状況でした。
◆活動自粛期間中、オンライン会議システムは使用した?
会議や打ち合わせ・講座などで使用 利用者に対して使用
 今回の調査で私たちが特に着目したオンライン会議システムの活用については、63.7%が「職員間や関係機関との打合せや会議、講座などの業務で、オンライン会議システムを使用した」と回答し、「利用者に対してもオンライン会議システムを使用した」拠点も60.2%と約6割に上りました。
◆利用目的は?
 アンケート結果からは、基本4事業すべてに活用している実態が浮き彫りになりました。
 拠点の支援の基本である「交流」に最も広く活用され、85.6%もの利用がありました。続いて「情報提供 71.1%」「相談 62.9%」「講習 55.7%」となっており、コロナ禍でオンライン会議システムを活用することで、基本4事業が補完的に実施できることがわかりました。
◆開催にあたっての参加人数、実施時間、開催頻度は?
参加人数 実施時間
開催頻度
 調査からは、ほとんどが1回あたり10人以下(97%)の参加人数で、1時間以下(82.3%)で実施されていました。9月中旬までの自粛期間中に10回以上実施したひろばが最も多く34.8%を占めました。
◆利用によるメリットは?
 オンライン会議システムの利用によるメリットについて、地域の子育て親子(利用者)と支援活動(支援者とひろば)の双方で、どのように感じましたか? 
 新型コロナによる自粛期間が終了しても、オンライン会議システムの活用を継続する意向がありますか?
 オンライン会議システムを活用した拠点のほとんどが、利用のメリットを感じており、自粛期間終了後も80.2%が活用を継続すると回答し、オンライン会議システムの導入を果たした拠点では、新たな支援手法として定着していく兆しがうかがえました。
 また、コロナ禍での閉所や利用制限がかかる自粛期間中に活用が広がったオンライン会議システムですが、そのはじまりは圧倒的に「子育てひろば(拠点)からの発案 73.7%」でした。
 「自治体からの要請 6.3%」や「利用者からの要請 4.2%」を遥かに凌ぐ、支援者による発意が、ICT活用へと歩みを進めたことは、拠点を支えるみなさんの支援への強い姿勢を示していました。
 アンケート調査の結果からは、閉所や利用制限を余儀なくされた支援者たちが、自粛による“巣ごもり育児”が続く地域の親子への思いから、主体的にICTに着目し、試行錯誤しながら、新たなオンラインによる子育て支援に挑んだ姿が浮かび上がってきました。
 コロナ禍という非常事態に始まったオンライン会議システムの活用ですが、これまでの拠点の日常だった空間をともにするリアル・コミュニケーションに加えて、インターネット空間のオンライン・コミュニケーションに挑戦する中で、それぞれの違いや特徴を体感し、両者の相互補完や支援の拡張性なども支援者たちは見出しつつあり、「拠点の新しい日常」の兆しを感じさせました。
 最後に、オンライン会議システムを使用しなかった拠点では、「運用に際してのトラブルやセキュリティが不安 39.8%」が最も多く、「スキルや知識のある職員がいない 32.3%」「必要性を感じない 21.2%」「予算がない 15.8%」「インターネット通信の環境がない 13.5%」「パソコンなどの機器がない 12%」「活用方法がわからない 12.8%」など、ICTツールの活用に対して不安が強いことがあげられました。

 そこで、次に実際のオンライン会議システムを使った地域子育て支援拠点事業を行うためのノウハウについてお伝えします。
2.Let’s Try! 
    地域子育て支援拠点事業をオンライン会議システムで補完するために
 インターネット環境と接続できる機器(パソコン、スマートフォン、タブレット)があればどこでも会議に参加できるオンライン会議システム(WEB会議システム)。「家から出られない。でも誰かと話したい」といった声に応えるため、コロナの外出自粛期間をきっかけに、アンケート結果にある通りオンライン会議システムの利用にチャレンジした拠点も多くありました。一方でなかなかハードルが高いという声もあります。
 ここでは具体的にオンライン会議システムを使った子育て支援のノウハウについて、一般的な流れをお伝えします。まずは「やる気」。一般的な機器があれば大きな費用をかけることなくチャレンジすることができます。
◆オンライン会議システムにはどんなものがある?
Zoom、Microsoft Teams、Skype、Google meet、などなど、いろんな会議システムが各会社から出ています。
それぞれで少しずつ特性はあるものの子育て支援に利用するには大きな差はないようです。
今回はアンケートの中で一番利用の多かったZoom会議システムを使って説明をします。

◆Zoomでの無料版と有料版の違い
使用できる時間や人数の制限があります。まずは使って慣れることがいちばん。
30分程度から無料版で試してみましょう。
無料版では、40分という制限がありますが、特に機能を使うことがなければ、その中で十分使えます。
有料版は、ブレイクアウトルーム、録画機能などがついています。(2000円/月)
ブレイクアウトルームとは、参加者を少人数のグループに分ける機能です。
大勢の人を集めた講習等については、ウェビナーという機能もあります。(別途有料)
スタッフ同士での会話やミニミーティングなど、まずは練習するといいですね。
常に最新のバージョンに更新しておきましょう。
最近では、Zoomを使った講座や講習会などがたくさん行われています。
まずは参加者としてZoomに慣れることから始めることをお勧めします。
※参考Zoomトレーニングで練習をしておく    Zoomトレーニング録画コンテンツはこちら
 
◆開催するにあたっての流れ
主催者側として、普段の支援の現場でもプログラム等の準備は必要ですね。慣れないオンラインで参加するということは、利用者にとってはとてもハードルが高いため、ていねいな準備をしましょう。ここでは、参加者の交流を図る企画についての1例を説明します。

(1)機器等の準備
・デバイスの準備
主催者(ホスト) 参加者
パソコン(カメラ付き)
パソコンでZoomミーティングに参加するには、マイク・カメラ・スピーカーが必要です。
※パソコンにそれらの機器がついていない場合、別途購入する必要があります
場合によっては、タブレットと一緒に使用する。
https://zoomy.info/manuals/devices/
パソコン(カメラ付き)
スマートフォン、タブレットでもOK
周辺に音が漏れたり、周辺の音が気になる場合は、ヘッドフォンやイヤホンを使った方がいいでしょう。周辺の音で相手に聞こえづらかったりします。
・ネット環境
ネット環境はとても大事です。
時間帯や場所によっても違うため、回線速度等の確認をあらかじめしておきましょう。主催者側の回線が途中で切れないことが大事です。そのためにも、Wi-Fiより有線でつなぐことをお勧めします。有線でつなぐことが厳しい場合は、主催者側でのデバイス(ネット環境が違うスマホやタブレットなど)を複数準備しておくと、万が一回線が切れた場合でも、他のデバイスでカバーすることができます。その際、ハウリングが起きることがありますので、気を付けましょう。
ハウリングは、複数のマイクやスピーカーの位置が近いことで、「キーン」や「ホワンホワン」という音が出ます。距離を放すか、一方の音源のスイッチを切っておきましょう。
・回線速度  回線速度の確認はhttps://fast.com/ja/(インターネットの回線速度テスト)
(2)企画を立てる(全体のデザイン)
実際のひろばで開催する時と同じように、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なんのために、どのように)を
最初に決めておきましょう。
(簡単な企画書の作成) 
(日時・場所・対象・参加募集人数、担当スタッフの人数、役割・内容、目的、広報の仕方など)
基本4事業の中のどの事業を実施するか検討。目的に合わせた時間、人数を決めるといいでしょう。
・開催時間
30分〜1時間程度 
交流の規模にもよりますが、子どもが一緒の場合は飽きないくらいの時間設定がいいでしょう。
・場所
ネット環境の整った場所を選びましょう。
参加者のネット環境も必要になります。事前に確認しておきましょう。
主催者は映り込む背景や周りの音にも気を使いましょう。
周りの音が入るので他の人の声や電話などの音ができるだけ入り込まない個室などがおすすめです。
明るい窓が背後にあると顔が黒映りしてしまうのでなるべく窓や電気に向かう位置に座りましょう。
・参加人数
人数が多いと実際の場より交流するのが難しくなります。
・担当スタッフ
2人(ホストとサブ)
場を回す人(ファリシテート)のほかに機器の操作やトラブル対応など
サポートする人が別にいると心強いですね。
開催しているミーティングを運営している人はホストといって、いろんな機能を操作することができます。
・内容
基本4事業(交流、相談、情報提供、講習イベント)に沿って考えることができます。
(基本4事業を活用した事例参照)


(3)募集
これまでの子育て支援では、紙媒体でチラシを作って関係機関に配布することが主でしたが、利用者の多くの子育て家庭はスマートフォンなどで情報を得ていることが多いため、ホームページやSNS(Twitter、Instagram、Facebook、LINEなど)での発信も活用しましょう。

募集の段階で、参加するにあたっての注意事項を記載しておきましょう。セキュリティの観点から、最初にルール化しておくことはとても大事です。
<ルール化>
・顔を出しての参加をお願いする時は、事前に伝えておく。音声だけでも大丈夫な場合はその旨も伝える。
・当日参加する際の名前の変更(誰が入ってきたかわからないので申し込み時と同じ名前を入れてもらう)
・スクリーンショット、レコーディング(録画・録音)の禁止など
・他の人にURLやIDを教えない
・最新のバージョンアップのお願い など
案内チラシ、ホームページ等の参考例
<チラシ>
NPO法人新座子育てネットワーク
認定NPO法人マミーズ・ネット(おうちでプチセミナー)
NPO法人アンジュ・ママン(プレママ向け)
<ホームページ>
港北区地域子育て支援拠点どろっぷ(両親教室)
NPO法人アンジュ・ママン(プレママ向け)
NPO法人松戸子育てさぽーとハーモニー(おしゃべり会)
<Instagram>
NPO法人松戸子育てさぽーとハーモニー(幼稚園座談会)

オンラインイベントを通信で告知(事例)
 
(4)申込方法
事前に当日参加するIDやURLを送るため、メールやGoogleフォームなどを使って申し込みできると便利です。申込者の名前、メールアドレス、連絡先(電話など)は必須になりますが、自由記載として困っていること、知りたいこと、気になっていることなど聞いてみると、次回に開催するヒントにもなります。
当日スムーズにつながれないときに備えて、電話など連絡先を聞いておくことは大事
その日申し込んでいても当日キャンセルする人もいます。オンラインでの参加は気軽さにあります。その日の気分やお子さんの体調などで参加できたりできなかったり。当日は入れなくても「それもありだよ〜」と伝えておく余裕も必要ですね。
Googleフォーム:出欠の返事を集めて、すばやくチーム名簿を作成することができます。また、アンケートの作成と編集を行うことができ、シンプルなオンラインフォームで自動的に結果を集計できます。
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

InstagramなどのSNSで告知
(5)申込者に案内を送る
セキュリティの関係上、できるだけ前日または当日の朝などに当日入るために必要なIDやURL等をメールで送ります。その際に「開催時間の10分前からzoom会議室を開いておく」ことを参加者に伝えておくといいでしょう。また、初めての参加者が不安にならないように事前に入り方を丁寧に伝えましょう。
(事前にネット環境をチェックする時間をとってあげるなど)初めてZoomを使用する方のために、スマホ版とパソコン版のマニュアルを作成して添付するといいでしょう。
不正アクセス防止のために、募集時と同じ注意事項も再度送っておきましょう。
(参考例)案内メール(PDF)
 
◆開催当日の流れ
(1)開催前の準備
再度ネット環境を確認。途中で途切れることがないよう、準備をきちんとしておきましょう。
開始5分前になったら、待機室に待っている参加者の入室を許可します。
一人ひとりの名前を呼び確認しましょう。
全員揃うまでに(開始までに)、チャットや名前の変更などの機能を使って、共有話題などを作ると場が和みます。
なかなかつながらないなどトラブルがある人に対して、対応するスタッフを決めておきましょう。
待機室とは…
実際のミーティングに入ってくる前に待っているところ。主催者から許可が得たら、ミーティングに参加することができます。不審者の入室を防ぐことができます。
(2)開催
開催時の主催者側の進行役(ファシリテーター)がとても重要になります。
最初にマイクテストを兼ねてひとり一言ずつ自己紹介してもらうなど発言をしてもらうと安心です。
画面を通しての意思表示や意思の疎通は難しいもの。静かな時間を作らないような工夫も必要です。
参加者は声を発したくてもなかなかそのタイミングを失ってしまいます。
声をかけることでその機会を作ることができます。その際は必ず名前を呼んで指名しましょう。
画面上に映っている人の配置は画面ごとに違う可能性があります。
「右上に映っている人」などという呼びかけではだれが呼ばれているかわかりません。
主催者側も参加者の反応がないと不安になります。
事前に、大きくうなづいたり手を挙げるなどのオーバーアクションしてもらうとか、スタンプ機能などを説明したり、練習するといいですよ。
オンライン座談会の様子(画面イメージ) InstagramなどのSNSで
オンライン配信の様子を伝える
また、チャット機能を使って、常に一人ひとりの意見も大事にしましょう。
最後は一人ひとりに声をかけて、感想を聞くといいですね。
その日キャンセルなどで一人の参加になったとしても開催することはとても大切です。
*チャット機能の使い方はこちらです(ZOOM)
 
(3)開催後
アンケートをとる際は、Googleフォームを使うと便利です。講習などの資料やアンケートの結果など、後日また連絡するとより親切です。
次は、実際にこれまで行われた各地域の事例について、基本4事業に沿ってご紹介します。
3.実践事例からみる〜基本4事業へのオンライン活用
 日頃、拠点での活動を通して地域の親子とつながり、信頼関係を構築してきたという土台の上で、オンラインでの子育て支援が新たに発展したことがアンケートの自由記述の中から多く見て取れました。
自由記述に記入されていたキーワードから、どのような形で実践し、どのような手応えや反響、効果を感じたかをまとめてみました。 
 オンライン上での交流から相談につながったり、グループ相談で様々な情報を提供したり、講座中に交流の要素を取り入れたりするなど、基本4事業が複合的に実施され、相乗効果を生み出していました。さらに、基本4事業にとどまらず、外出が困難な妊婦さんや疾患を抱える家庭に対してのサポートなど、コロナに関わらず日頃できない支援にチャレンジをしているところもありました。

 多くの拠点がZoomなどのオンライン会議システムだけでなく、InstagramやLINEなどのSNSを地域の子育て情報の発信やZoom導入のための周知として活用していました。それぞれのネット媒体の持つ特性を活かして子育て家庭へつながる工夫をしたり、手紙や電話など従来からある方法をきっかけにオンラインにつなげる等、これまでやったことがないけれども地域の子育て家庭を取り残さないために様々な工夫をしていることが自由記述から見て取れました。 
 アンケート調査後活発にオンラインを活用していた拠点にZoomでヒアリングを実施しました。ここからは、アンケート及びヒアリング調査から見えてきたオンライン活用の実践を、地域子育て支援拠点の基本4事業に沿って具体的に紹介していきます。

(1)子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
 [アンケート・ヒアリングより]
・転勤や職場復帰などで拠点に来ることができなくなった人と再び交流できた。
・家庭の様子が見えたり、夫や祖父母が一緒に参加できるなど、普段の拠点では出来なかった交流ができた。
・Zoomを活用して3〜5名程度の参加者で20分〜1時間程度の座談会的な交流を開催。子どもと一緒に参加するので1時間以上は難しかった。
・「離乳食」や「午睡」などの「テーマ設定型」の交流の場や、あえてテーマを設けず近況を語り合うフリーの交流の場など拠点ごとで様々だが、それぞれの良さがあった。
・ファシリテーター役の拠点スタッフが一人ひとりに丁寧に声をかけ発言を促すことで、参加者がつながりを感じ、安心して発言できていたようだ。賑やかな拠点では話しづらいことをオンラインで一人ひとりに話を向けることで、全員の話を充分に聞き交流ができた。
[まとめ]
 対面できるリアルな「場の提供」はオンライン上ではできないが、実際の「場」があるからこそ、ネット上で補完的な「交流の場」を提供することができ、効果があったことが見て取れました。
 スタッフと利用者、利用者と利用者、また専門家と利用者をつないでの交流の促進に取り組んだ団体も多く、オンライン上での進行役(ファシリテーション)の重要性を感じました。また、オンライン上での拠点機能をより良いものにするために工夫や努力をされている団体もありました。
(2)子育て等に関する相談、援助の実施
 [アンケート・ヒアリングより]
・スタッフ対利用者の一対一の個別相談ではなく、グループ相談のような形での相談支援でオンラインを活用した。特に行政や民間(保健師や助産師)の専門職の手助けをオンラインだからこそ受けやすい(移動制約がないため)という声が聞けた。
・オンラインによる相談室を行うことで、今まで利用できなかった(障害や諸事情)親子の参加があった
[まとめ]
 コロナ禍で、拠点が閉所になって利用できない親子の様子が気になった拠点スタッフは非常に多く、電話やメールでの相談窓口を設け続けた団体は多くあったようです。そんな中、オンライン上での相談は、顔が見えることでの安心感があり、専門家との相談では、拠点スタッフがファシリテーターとして入りそれぞれが質問や相談をする形をとったり、個別相談につなげた団体もありました。

InstagramなどのSNSで告知
(3)地域の子育て関連情報の提供
 [アンケート・ヒアリングより]
・幼稚園情報交換会や保育所情報などのテーマでは、情報提供だけではない、園選びのポイントや園での一日の流れなど具体的なことを伝えることができ、質問や情報交換などを含めて開催した。
・交流ではなく情報提供のみを目的として開催した場合は、交流の時よりも参加人数が多め(多いところは20名など)、時間は短め(20分程度)だった。
・事前にネットでアンケートを取り、知りたいことなどをまとめて情報提供した。
・自宅でできる遊びの提供や、年齢・月齢別の絵本や手作りおもちゃのアイディア情報を提供した。
・現在の利用状況などを確認しながら、ファミサポや一時預かりなど地域ならではの情報を提供した。アンケートをとる際は、Googleフォームを使うと便利です。講習などの資料やアンケートの結果など、後日また連絡するとより親切です。
[まとめ]
 「発信のみ(一方通行)」でのインターネットでの情報提供は拠点のホームページやFacebook、InstagramなどのSNS、拠点公式LINEで配信したり、メールニュース(メールマガジン)などで拠点のおたより(通信)を送信するなどのコロナ対策以前から取り組んでいたことが、コロナにより拠点の利用制限等でさらに活発に活用し始めたところが多かったようです。オンライン会議システムを活用した情報提供は「必要な情報を聞きながら提供する(双方向)」ことが可能なため、よりニーズに沿った情報提供がタイムリーに行えたようでした。
(4)子育て及び子育て支援に関する講習等の実施(月一回以上)
 [アンケート・ヒアリングより]
・実際の拠点での講習等の場合は拠点の利用可能な母子を対象にしたものが多いが、オンラインになると家庭からの参加が可能になるため、母親だけでなく父親や祖父母が一緒に参加できるなど可能性が広がった。
・事前に「授乳しながらでも大丈夫ですよ」や「家庭内の様子がうつるのが嫌ならカメラをオフにして声だけ耳を傾けて聞いてくれればいいですよ」など講習等への参加のハードルを下げるため様々な工夫をした。
・外出自粛期間中は行政のマタニティ教室や健診、4か月児訪問等が延期になったりしたところもあり、そうした家庭内で子育てについて教えてくれる人がいない利用者にとっては、オンラインで的確に専門家も交えて講習等を実施したことで安心を得ることができた。
・講習ではZoomの画面共有の機能を使い、資料を見せたり、手書きのパネルを作って投影したり、また相手に伝わりやすいようにできるだけオーバーアクションで伝えるなど、講習も実際の場で行うのとは少し異った工夫も凝らした。
・利用者や家族(歯科医業の父親に「歯の困りごと」というミニ講座をしてもらったり、ピアノ教師の母親にうた遊びをしてもらったり)に講師をお願いしたりと、予算をかけずオンラインで自宅から講師も参加してもらうことができるメリットを活かすことができた。
[まとめ]
 講習を外部の専門家等に依頼して開催する場合、講師の移動等が必要ないため、普段呼べない講師を招いて講座をしているところもありました。また地域の保健師や助産師等、行政の専門職に気軽に入ってもらっての講座を開催しているところが多かったです。外出自粛で実際の場所に人を集めて講座を開催することが難しいためオンラインでの講座にはニーズが大きいようです。Zoomを活用すれば受講者の様子や反応が見えるため一方的にならず、双方向に講座が開催できるので講師も安心して話ができていました。
 講師から資料提供がある場合、Zoom講座中に画面に共有(投影)された資料を事前や事後に参加者にメールで送るなどのフォローも可能になり、より講座の満足度が上がるようです。
事例紹介
◆事例@
これまで10年以上地元で子育てサークルとして活動し、現在地域子育て支援拠点を運営。これまでもSNS(FacebookやInstagram)で母親たちとつながっていたこともあり、コロナをきっかけに公式LINEを立ち上げSNSで登録を呼びかけたところ100人程度がLINEに登録してくれた。
Zoomを使った拠点の開催はLINEで呼びかけ、スタッフ2名がZoomを担当。参加者は5名程度までと限定し、無料の申し込みシステムのフォームを使って事前予約をとり、予約者には開催当日の午前にZoomの会議室URLを送付し参加してもらった。Zoomを使ったおしゃべり会では特にテーマを決めずお互いの現状などをざっくばらんに話す日もあれば、管理栄養士を交えた食育の話や保育士を交えた子どもの成長や母親のストレス対策について話をすることもあった。参加する親子はゼロ歳児から未就学児で様々であるがオンラインだと気にならない。子どもが飽きない(騒ぎださない)程度の40分程度の時間に収めることが多い。
講習等はハイブリッド(拠点からのリアル参加者とオンラインで拠点をつないで画面越しに参加する両方が同時に参加する形)で開催することもある。その場合は参加者(リアル)は3名、オンラインも3名程度とし拠点にいる3名が画面に映りこむように少しパソコンを離して投影し、スタッフの進行のもと歌を一緒に歌ったり、今の悩みを互いに話したりと、交流や情報提供、講習など様々な場面でZoomを活用している。
オンラインからの参加者は拠点に来ている人と違い、自宅から親子二人だけなので孤立感が出ないよう(さみしいと感じないよう)丁寧にスタッフが個別フォローも行っている。オンライン参加の人が「自分もここに行きたい」と次の実際の利用につながるように心がけている。
初参加の人が、オンラインで事前に拠点の様子を見ることができたので勇気が出て実際の拠点への利用につながった、というケースも出てきている。
◆事例A
いきなりオンラインでの交流は難しいと考え、「拠点を利用したことのない人にまずは拠点を知ってもらうことから」と思い、YouTubeを使って拠点の様子を紹介する動画を配信。行政と連携し健診時に保健師からYouTubeの存在や、拠点のLINEのお知らせをしてもらうことでLINE登録をしてもらい、LINEでYouTubeチャンネルを紹介し拠点の様子を見てもらった。そのことでリアルの拠点をイメージしつつオンラインでの交流に関心を持ってもらうことができた。
一度でも過去に拠点を利用したことのある人は、オンラインのつながりに積極的に参加してもらいやすいが、一度も利用したことがない人は少しハードルが高かったように思う。春先の転勤シーズンでは、家族の転勤に伴う転居で孤立した親子もいたため、オンラインでもつながりが持てたことは大きいと思う。
一方的な支援にならないようアンケートフォーム(Googleアンケートフォーム)を作成し、困りごとや聞きたいことを拾い上げ、ニーズの多かったテーマでの講座や交流イベントとして機会を提供した。また開催後にもアンケートを取ることで、次の開催への改善点の発見等にもつながり、より利用者ニーズに近い企画を立てることができた。
拠点にいる母親と在宅の母親をつなぐオンライン交流会をランチタイムに開催。お互いに食べる様子を見合いながらお昼時を共有することができた。オンライン未経験の母親のためにオンライン体験会を設ける工夫も行った。
オンラインでの居場所づくりは実際の拠点のかかわり方のようにはいかず、「やはり遠くて近い」「近くて遠い」を感じ、細やかな心情に寄り添うのが難しいと感じるものの、島諸部や郡部の子育て世帯が少ない地域では育児の共有も難しい地域もあり、この点ではWi-Fi環境さえあれば情報を得ること、共感しあうことなどができるので、オンラインも有効活用しながら実際に出会える場の機会を作りつなげていきたいと考えている。
■ヒアリング協力団体
NPO法人川越子育てネットワーク(連雀町つどいの広場)
NPO法人H&K(親と子のつどいの広場ハッピーひろば)
NPO法人 ひろしまNPOセンター (広島市公募型常設オープンスペースつばさ・いいね )
認定NPO法人さぬきっずコムシアター(コムコムひろば)
NPO法人子育てネットワークわ・わ・わ(わわわひろば)
<LINEやInstagramの活用も>
 昨今では行政も児童虐待や子育て相談にLINEを有効活用するところも出てきています。LINEはスマートフォンからだけでなくパソコンから利用することも可能であり、顔を映して複数人でやり取りすることも可能であることから、少人数で簡易的にLINEを活用した利用者とのやり取りを行う拠点もあります。比較的LINEは利用者からも抵抗感が少ないことから、今後さらにLINEを活用した相談や情報提供などが増えてくることが予想されます。
 また講座などはInstagramのライブ配信機能を活用して生配信。その後保存して後でもInstagramタイムライン上で見ることが可能になる、という機能を活用している団体も出てきました。Instagramも発信だけでなくコメント機能を活用すれば受信者の声も拾えるため、Zoomより気軽に参加できると考える親も多いようです。
すべての子育て家庭へ支援の手を届けるために、利用者とつながる様々なチャンネルを持っておくことで、より多くの子育て家庭とつながるチャンスが生まれてくるかもしれませんね。
4.参考サイト
◆オンライン会議システム
Zoom(Zoom公式)
Zoomヘルプセンター
Microsoft Teams
Google Meet
Google Meet でビデオ会議を開始する

この分野は変化が激しいので、インターネットで最新情報を調べて学ぶことをお勧めします。
使いたい機能をワード検索してみてください。
YouTubeでもたくさんの方が使い方を説明しています。有料で勉強するサイトもあります

◆オンライン子育て支援開催例
広島市「オンラインおしゃべり広場の開催について」







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