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H18年度つどいの広場事業研修セミナー のご報告
  

開催案内

案内チラシ 報告書

(PDF形式)

開催地

日時

会場

仙台開催

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宮城県
仙台市

2/3(土)

仙台市情報・産業プラザ

東京開催

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東京都

1/13(土)14(日)

女性と仕事の未来館

大阪開催

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大阪府
大阪市

12/16(土)17(日)

大阪府立女性総合センター

札幌開催

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奈良県
奈良市

12/9(土) 

札幌大谷短期大学

長野開催

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長野県
長野市

11/19(日)

長野市もんぜんぷら座

岡山開催

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岡山県
岡山市

11/5(日)

岡山県ボランティア・
NPO活動支援センター
(ゆうあいセンター)

和歌山開催

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和歌山県
和歌山市

10/27(金)28(土)

県民交流プラザ

和歌山ビッグ愛

長崎開催  

開催報告はこちらから>>

長崎県
長崎市

10/6(金)

長崎ブリックホール

敦賀開催

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福井県
敦賀市

9/13(水)

敦賀市福祉総合センター
「あいあいプラザ」

名古屋開催

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愛知県
名古屋市

8/25(金)

名古屋市総合社会福祉会館

高松開催

開催報告はこちらから>>

香川県
高松市

8/5(土)

サンポートホール高松

横浜開催

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神奈川県
横浜市

7/16(日)

ウィリング横浜

  

総会&セミナー開催報告

   

7/15(土)

ウィリング横浜

 
平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<仙台開催>のご報告

テーマ
みんなでつくろう「つどいの広場」
〜ひろがれ"ひろば"  はじめての東北交流会〜


 仙台セミナーは、東北地方におけるひろば事業発展のための基礎を築くことを目的として開催しました。「つどいの広場」そのものがいまだ浸透していない実情の中で、なんとかしなければと考えている子育て支援者や行政担当者が多く集まり、予定を超える134名の参加がありました。
 行政担当者、ひろば運営者、これからひろばを立ち上げたいと考えている人などが、子育て環境の現状やひろばの必要性を認識し、立場の違いを超えて交流できたことは大きな収穫といえます。
 プログラムでは、基調報告、基調講演につづいて、東北各地でさまざまな形で親子を支援しているひろばの運営者がリレートークをおこないました。さらに、先駆けた活動をしている運営者がパネルディスカッションをおこないました。
 
 その後の交流会では、6グループに分かれてのワークショップで、参加者がそれぞれの活動に対する思いを語り合いました。
■日時:平成19年2月3日(土)10:00〜18:00

■会場:仙台市情報・産業プラザ 多目的ホール
(仙台市青葉区中央1丁目3-1 AER<アエル>5F)


■対象:つどいの広場・子育て支援センター・子育てサロン・親子クラブなどの地域子育て支援に関わる人。
また、子育て支援に関わる行政関係者・教育関係者・医療関係者・企業・その他子育て支援に関心のある人。

■参加費:無料(資料代として1000円・当日精算) 


■主催/財団法人こども未来財団  
■共催/つどいの広場全国連絡協議会 
■協力/つどいの広場事業研修セミナー<仙台>実行委員会
■後援/厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・宮城県・仙台市・(社福)宮城県社会福祉協議会・(社福)仙台市社会福祉協議会・河北新報社

プログラム

10:00〜10:15  
開会挨拶
(財団法人こども未来財団 研修事業部長 小林了さん)

●プログラム1 基調報告 
10:15〜10:45
厚生労働省少子化対策企画室長 
度山徹さん


●プログラム2 基調講演
10:45〜11:30  
奥山千鶴子さん
つどいの広場全国連絡協議会

●プログラム3 リレートーク
<リレートーク>
 東北各地で開設されているひろば運営者による、おもに、開設にいたる経緯についてのリレートーク。行政主導の形のものや、民間の熱い気持ちが行政を動かしたパターン、地域との連携を深めて柔軟に形をかえていくひろばなど、さまざまな事例報告がありました。
      
11:35〜11:50 岩渕豊子さん  11:50〜12:05杉田博信さん
一関地域子育てネットワーク 
虹代表(一関市)
盛岡市保健福祉部児童福祉課
児童家庭係(盛岡市)
12:05〜12:20 樋口葉子さん 12:20〜12:35佐々木久美子さん
おひさまひろば 代表
(白河市)
ぶらんこ代表
ベビールーム・メリーゴーランド園長
(能代市)

●プログラム4 パネルディスカッション 「"ひろば"に込めるわたしの想い」
13:30〜16:00  
<パネルディスカッション>
先行する運営者が、ひろばに込める思いを語りました。ひろばの目的や理念、そのために必要なものや課題、ひろばはどうあるべきかなど、運営を続けていてこそ見える密度の高い内容でした。       

[パネリスト]
高山静子さん 地域ぐるみの子育てをすすめるひだまりの会 支援アドバイザー
新澤拓治さん 江東区大島子ども家庭支援センター みずべ センター長
野口比呂美さん NPO法人やまがた育児サークルランド 代表

[コーディネーター]
小林純子さん NPO法人せんだいファミリーサポート・ネットワーク 代表理事


●プログラム5 交流会(意見交換会) 
16:15〜18:00  
6名のコーディネーターのもとへ自由に集まる形でグループを作り、ワークショップをおこないました。
行政との協働について、NPO法人化について、スタッフ同士の関係について、など、それぞれに話し合い、最後にグループごとに発表しました。参加者みなさんの思いが充満して、真冬なのに部屋中熱気でいっぱいでした!

[コーディネーター]
高山静子さん、新澤拓治さん、野口比呂美さん

 



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平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<東京開催>のご報告

テーマ
『語ろう!つどいの広場の近未来図』


<開催のご報告>
平成18年度、11箇所目となった「東京開催」は、それまで各地で行われたセミナーの
総括という位置づけで行われました。参加者数は212名でした。

1日目は、国の最新動向や、2年間のわたるつどいの広場の利用者に対する調査研究
の報告を学び、2日はそれを受けて多様な地域子育て支援の可能性についてのパネル
ディスカッションが展開されました。
 また、分科会では、一歩先ゆく先行事例報告をもとに、日本の地域子育て支援の方向性
を検討し、さらには自分たちの地域でも展開できるよう具体的に話しあいをする、参加型
研修が展開されました。

  東京開催では、今後のつどいの広場の地域子育て支援事業としての新たな展開を
見据えつつ、地域子育て支援の多様な地域資源との連携・役割分担などを未来予想図
として描ける内容を目指しましたが、参加者の皆さんにとってはいかがでしたでしょうか?

  盛りだくさんの内容ではありましたが、ぜひ、各ひろば、団体へお持ち帰りいただいて、
セミナーの内容を周囲の皆さんとも共有していただければ幸いです。

  ご参加、ご登壇、ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました!

■日時:平成19年1月13日(土)13:30〜17:10
14日(日)9:50〜16:00

■場所:女性と仕事の未来館 4階( 東京都港区芝5-35-3)

■対象:つどいの広場・子育て支援センター・子育てサロン・子育てサークルなどの
地域子育て支援に関わる人。また、子育て支援に関わる行政関係者・教育関係者・
医療関係者・企業・その他子育て支援に関心のある人。

■参加費:無料(資料代として1000円・当日精算) 
■主催:財団法人こども未来財団  
■共催/つどいの広場全国連絡協議会
■後援/厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会 

《プログラム》

◆1日目:2007年1月13日(土) 13:30〜17:10 

13:00     受付開始
13:30〜13:40  開会挨拶

財団法人こども未来財団 磯部文雄さんによる
主催者挨拶

 

 

 



●プログラム1 18年度セミナー開催報告
13:40〜14:40 「全国にひろがるつどいの広場ネットワーク」

今年度12か所で開催された「つどいの広場事業研修セミナー」のうち、
「札幌・敦賀・長野・横浜・名古屋・大阪・和歌山・高松・岡山・長崎」の
10か所の実行委員・参加者の皆さんからの映像を交えた報告。
各地の事務局や登壇者の方々11人がリレートーク形式で地域特性や
これからの課題・展望などをご紹介いただきました。

[コーディネーター] 高山静子さん 
                          地域ぐるみの子育てをすすめるひだまりの会

  

●プログラム2 基調報告
14:50〜15:40 報告 「つどいの広場の実施状況と平成19年度予算」 

基調報告では、平成19年度、つどいの広場事業を
含めた制度が大きく変わる中、厚生労働省の少子化
対策企画室長の度山氏から平成19年度の最新の
予算編成と国の子育て支援策の動向のご説明を
いただきました。


[講師]度山 徹さん 
厚生労働省少子化対策企画室長

 

 

 

15:40〜16:00 質疑応答

●プログラム3 【調査報告】 
16:10〜17:10 
「地域子育て支援の拠点における機能とプログラム 
−平成16年度、17年度の全国調査を通して−」
つどいの広場の利用者に対する調査研究(つどいの広場の効果と課題
〜利用者に対する調査結果から〜)および、地域子育て支援拠点の
機能とプログラムに関して。

これまでのセミナーでも調査報告をしていただいてきた
渡辺先生には、過去2年間の調査報告の総括とともに、
今年度の調査研究も踏まえたお話をいただき、
「何度か先生のお話を伺ってきたが、内容の進化と
ともに、自分自分もスキルアップしていっているせいか、
非常にわかりやすくうなずける部分が多かった」という
参加者の声などがありました。


[講師] 渡辺顕一郎さん 四国学院大学教授
(NPO法人子育てネットくすくす 理事長)

 

 



◆2日目:1月14日(日) 9:50〜16:00 

●プログラム4 パネルディスカッション
9:50〜11:50 「ひろばが紡ぎだす地域子育て支援の近未来図」

コーディネーター 大豆生田啓友さん 関東学院大学 助教授 

子育て家庭をサポートするひろばなどの拠点事業、家庭訪問事業、
一時預かり事業など、まだまだ十分ではありません。
地域子育て支援の捉え方、現在足りていない乳幼児の子育て
家庭への支援に対して、行政、NPOなどが果たすべき役割などの
再構築が求められている中、ひろばを拠点とした多様な地域子育て
支援の可能性について話し合いました。


[パネリスト]     
柏女 霊峰さん 淑徳大学総合福祉学部 教授
                   
度山 徹さん      厚生労働省少子化対策企画室長

松田 妙子さん  NPO法人せたがや子育てネット代表
                    /子育て支援グループ「amigo」代表     

奥山千鶴子さん
 つどいの広場全国連絡協議会 世話人代表

 

 

 

 



●プログラム5 【テーマ別分科会】 

◆分科会1 市民の力を活かす子育て支援とは
〜つどいの広場、支援センターなど拠点型支援をどう位置づけていく?
     行政との協働、共働をめざして〜 
品川・横浜の実践事例などを聞いた後、行政と既に
つながっているグループとこれからつながっていきたいグループに分けて
ディスカッションを行いました。参加者も交えたディスカッションを行う中、
「委託という言葉を聞くと、どうしてもNPOなど受託する側が受身の弱い
立場にあるイメージを抱いてしまうが、本来は行政に民が仕事を託して
いるという意味で、逆なんだ」、「行政には、市民を信じ、市民が快適に
話し合える手伝いをして欲しい」「NPOも責任を持って引き受けられる
力をつけなくてはならない」という話など、説得力のあるお話が飛び
交い、密度の濃い学びの場となりました。


[ゲストコメンテーター]
世古一穂さん NPO法人NPO研修・情報センター 代表理事/金沢大学大学院教授
古川良則さん 品川区児童保健事業部長
度山 徹さん  厚生労働省少子化対策企画室長

 [事例報告]
〜行政と築く新たなステージとそのプロセス〜
原 美紀さん   
港北区地域子育て支援拠点「どろっぷ」 施設長 

渡辺美惠子さん 
NPO法人ふれあいの家―おばちゃんち 代表理事

[総合コーディネーター]
米田佐知子さん 
NPO法人神奈川子ども未来ファンド 事務局長



[各地の報告兼グループコーディネーター]
安孫子浩子さん 大阪つどいの広場ネットワーク 世話人代表
岡本瑞子さん  NPO法人子どもNPO和歌山県センター 理事長

◆分科会2 語り合おう! ひろばスタッフフォーラム
ひろば」で活動しているスタッフ同士、日ごろの疑問、困ったことなど大いに語り合う場として設定されました。これから活動を始める予定の方、月一回程度のサロンを運営している方など活動状況ごとにグループを設定し、各コーディネーターを中心に、参加者それぞれが発言できる場を設定しました。
参加者からは、「いろいろ話せてすっきりした!」という声もあがってきました。


[ゲストコメンテーター]
土谷みち子さん 東横学園女子短期大学保育学科 教授 

[事例報告]
〜「あったらいいな、できたらいいな」をカタチにするために〜
小原聖子さん  ゆったりーの運営委員会 代表

[総合コーディネーター]
新澤拓治さん 江東区大島子ども家庭支援センター「みずべ」センター長

[グループコーディネーター]
新澤拓治さん 江東区大島子ども家庭支援センター「みずべ」センター長
千葉勝惠さん  NPO法人手をつなご 理事長
中橋惠美子さん NPO法人わははネット 理事長
山田智子さん  NPO法人子育て応援かざぐるま 代表理事


◆分科会3 ひろばから広がる多様なプログラム
〜ひろばで大事にしたいプログラムのあり方、地域に広がる訪問事業、一時預かり〜
ひろばをベースとして、そこから展開していく事業を自分たちの場合にあてはめて検討
していく分科会。
先行事例報告を聞いた後に、ゲストコメンテーター、コーディネーターとともに参加型
グループディスカッションを行いました。
一時預かりから訪問事業、学生ボランティアを絡めた事業など多様なプログラムに
ついて話し合われました。
テーマ範囲が多岐にわたったため、「もっともっとじっくり時間をかけて話し合い
たかった」という声も聞かれるほど盛りだくさんの内容でした。


[ゲストコメンテーター]
松田妙子さん NPO法人せたがや子育てネット 代表/子育て支援グループ「amigo」代表
大豆生田啓友さん 関東学院大学 助教授 

[事例報告]
〜学生によるわくわく子育てサポーター事業〜
畑中祐美子さん NPO法人びーのびーの

〜ひろばで行う一時預かり、訪問事業〜
橘 薫さん 子育て生活応援団 団長      

[総合コーディネーター]
野口比呂美さん  NPO法人やまがた育児サークルランド 代表

[グループコーディネーター]
橘 薫さん    子育て生活応援団 団長
野口比呂美さん  NPO法人やまがた育児サークルランド 代表
丸山政子さん   NPO法人子育て支援のNPOまめっこ 理事長
渡辺顕一郎さん  四国学院大学教授(NPO法人子育てネットくすくす 理事長)
 

●プログラム6 【総括:パネルディスカッション形式】
15:30〜16:00 
[発表者]
 分科会1 米田佐知子さん NPO法人神奈川子ども未来ファンド 事務局長
 分科会2 新澤拓治さん  江東区大島子ども家庭支援センター「みずべ」 センター長
 分科会3 野口比呂美さん NPO法人やまがた育児サークルランド 代表

[コーディネーター]
坂本純子さん NPO法人新座子育てネットワーク 代表理事 



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平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<大阪開催>のご報告

テーマ
「ひろば」から始める「子育て文化」の転換
〜出会いからつながりへ、そして創造へ!〜


 大阪セミナーは、2006年3月に立ち上げた「大阪つどいの広場ネットワーク」が、実行委員会を引き受けました。大阪でゆるやかなネットワークを形成しながら情報交換や研修会を進めてきました。本セミナーで、これまでの取り組みをさらに進め大阪での「ひろば」の現在を見つめ、これからの「ひろば」の将来を探るために様々な角度から話し合いました。
1日目では現在の行政施策を学び、記念講演として「地域福祉と子育て支援〜ソーシャルインクルージョンの立場から」と題してお話を伺いました。「ひろば」が地域の中で根を張って活動をしていく必要を学びました。また交流会では大阪らしさをアピールした全員での「アヒルのダンス」は忘れられません。(1日目 213名参加)

2日目は、分科会に分かれて話し合いました。初心者向けの分科会では参加者が多く、これから開設していく所がたくさんあることに気が付きました。参加者分科会では、運営者でない、参加者の立場からの声を集めました。地域との連携、企業・行政との協働を考える分科会、そして「ひろば」の評価について考える分科会では、利用者人数だけでは計れない、「ひろば」の評価とは何か、どのような評価項目が必要かを考えました。また「ひろば」評価に関してはこの1年の大阪つどいの広場ネットワークでの取り組みの成果を発表しました。ここに至るまでのアンケート実施やその結果を冊子で出せた事も今後の取り組みへの大きなステップになりました。(2日目 218名参加)

終了後にはオプションとして、それぞれの希望「ひろば」の見学に分かれて参加しました。
事例報告を聞く事も大事ですが、参加者自分たちの思いを聞いてもらいたい、悩みを共有したいと望んでいることが、「ひろば」見学会でゆっくり話し時間を持てた中から明らかになりました。このことを次回の研修に繋げて行きたいと思います。

317名(2日間延べ400人余り)の方々にご参加いただきました。行政からも沢山のご参加をいただき、本当にありがとうございました。
大阪で子育てを支えるネットワークが更に広がり、市民も行政もそして企業も一緒に考えていける契機となれたのではないかと感じました。今後の連携に是非ともつなげて行きたいと思っています。
■日時:平成18年12月16日(土)13:00〜16:45
          17日(日)10:00〜12:00
(オプション)13:00〜16:00「ひろば」見学会
■場所:ドーンセンター(大阪府立女性総合センター) 
■参加費:無料(資料代として1000円・当日精算) 
■主催:財団法人こども未来財団  
■共催/つどいの広場全国連絡協議会
■協力/つどいの広場事業研修セミナー<大阪>実行委員会
■後援/厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・大阪府・大阪市・(社福)大阪府社会福祉協議会・(社福)大阪市社会福祉協議会・(財)大阪府地域福祉推進財団

プログラム
■12月16日(土)(ドーンセンター7階にて)

13:00〜13:20 オープニング
「子どもたちによる和太鼓演奏」(るんびに太鼓)

 

 

 

13:20〜13:40 開会挨拶

主催者挨拶  磯部文雄さん 
財団法人こども未来財団常務理事
南部英幸さん 
大阪府健康福祉部福祉政策監
奥山 千鶴子さん(つどいの広場
全国連絡協議会世話人代表)
砂田 喜三子さん
(大阪つどいの広場
ネットワーク・副代表)

●プログラム1 基調報告
13:40〜14:20 度山 徹さん 厚生労働省少子化対策企画室長

14:20〜15:00 安孫子浩子さん 
大阪つどいの広場ネットワーク 世話人代表
大阪らしいつながりを求めて〜「大阪つどいの広場ネットワーク」の構築と題して、大阪府単位の「ひろば」ネットワークを立ち上げ、その活動について報告しました。

 


●プログラム2 15:00〜16:30
記念講演 「地域福祉と子育て支援〜ソーシャルインクルージョンの立場から〜」
講師:炭谷 茂 さん  環境省・顧問(前事務次官)

地域福祉の視点から、子育て支援を地域の団体が「ひろば」として実施することは、これまでの行政が一方的に行う福祉ではない、これからのあるべき福祉の姿そのものであるとエールを頂きました。

 




 


■12月17日(日)(ドーンセンター4・5階)

●プログラム3 10:00〜12:00テーマ別分科会



 

 


◆第1分科会:「ひろば」に求められる支援とは(最初の一歩)/59名
コーディネーター 原田正文さん(大阪人間科学大学)
  事例発表者 藤内雅子さん・茂見早苗さん(子育てCOCOステーション)
        清水由紀夫さん(おやこ広場「マザーグース」)
        奥本 恵さん(ほっとメイト広場)

「ひろば」を始めたばかりの方向けに、まず「ひろば」として何を大切に運営していたら良いのかを事例発表を交えて話し合いました。


◆第2分科会:参加者の立場から「ひろば」をさぐる/47名
コーディネーター 山縣文治さん(大阪市立大学) 
  ゲスト 「ひろば」参加者さんたち
  立川由美さん・廣崎祥子さん・若松由樹子さん・畑佳子さん・宮井有香さん

参加者さんが主役の分科会。事前に参加者とスタッフにお願いして集めておいたアンケートを壁一面に貼りだし、その思いを基に「ひろば」のあるべき姿をワークショップ形式で話し合いました。「ひろば」参加者さんたちが登壇して思いを披露していただきました


◆第3分科会:「ひろば」と地域とのよき関係作り/39名
コーディネーター 渡辺和香さん(大阪助産士会) 
  事例発表者 徳谷章子さん(ハート広場)
        松井洋子さん(こえんひろば)
        水嶋敦子さん(茨木市立子育て総合支援センター)

「ひろば」の活動に地域の力は欠かせません。しかし、NPOなどの団体では地域組織と中々繋がりの持てない場合もあります。実際に地域と密接な関係を保ちながら支援をしている「ひろば」の事例報告をしていただき、地域での子育て支援、連携についてかんがえました。
 


◆第4分科会:新たな「ひろば」の評価を目指して/36名
コーディネーター 橋本真紀さん(聖和大学)
事例発表者    岡本聡子さん(ほっと広場)
         石井智子さん(ティピー おやこの広場)
          近棟健二さん(大阪市立大学)
          遠藤たまえさん(ティピー おやこの広場)
ゲスト      度山徹さん(厚生労働省少子化対策企画室長)

「評価」に関して今年、夏から「大阪つどいの広場ネットワーク」としてプロジェクトを立ち上げ一緒に考えてきました。アンケートをとり、その結果を冊子にできました。その発表とこれまでの経過を辿りながら、「ひろば」の効果について考えました。


◆第5分科会:行政・企業と「ひろば」の協働/37名
コーディネーター 早瀬昇さん(大阪ボランティア協会事務局長)
事例発表者    砂田喜三子さん(エンゼルハウス鶴山台)
         井上小太郎さん(住友生命調査広報部長)

行政と企業との協働は今後益々注目されます。現在、行政や企業と協働しながら「ひろば」を運営している事例報告を聞き、企業からの「子育てNPO」への期待や思いを出し合いながら今後の協働について考えました。


[プログラム4] 13:00〜16:00
オプション「ひろば」見学会
1時間くらいの予定で受けた「ひろば」見学がどの「ひろば」も夕方5時くらいまで話し込むという結果になるほど、じっくりと膝を突き合わせて色んな思いを語られたようです。
学習形式も良いですが、こんなゆったりと語れる企画もいいものだと実感しました。

[見学受け入れ「ひろば」一覧]
<大阪市内>
   1.ハートひろば          近鉄南大阪線「北田辺」徒歩5分
   2.つどいの広場「わいわい」地下鉄堺筋線・御堂筋線「動物園前」徒歩3分

<北摂>
   3.こえんひろば        阪急京都線「総持寺」徒歩3分
   4.COCOステーション     阪急千里線「千里山」徒歩1分
   5.ちゃちゃはうす       JR京都線「茨木」 徒歩10分
   6.ほっとメイト広場      モノレール「沢良宜」徒歩15分
   7.ティピー おやこの広場   京阪本線「枚方市」 バス15分

<河内>
   8.ほっと広場          南海高野線「金剛」徒歩5分

<泉州>
   9.マザーグース        南海本線「北助松」徒歩5分
  10.エンゼルハウス鶴山台  JR阪和線「北信太」徒歩15分


平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<札幌開催>のご報告

テーマ
北海道、どこに住んでも安心して子育てするために!
〜市民と行政とみんなでつくる子育て支援拠点


<開催のご報告>

 北海道内の交通事情を考慮し、どこの市町村からでも参加しやすいという理由で、今年も札幌市で開催。道内各地から行政担当者、NPO等の実践者、一般、学生、その他、127名の参加がありました。
 北海道は、地域子育て支援センターが177ヶ所で、つどいの広場は14ヶ所
(うち札幌市は1ヵ所)、そのほとんどは行政直営の広場で、NPOが委託を受ける等、市民が主体的に運営しているつどいの広場は2ヵ所しかありません。
 そこで、今年度も昨年に引き続き、北海道ではなかなか進みづらい“市民と行政との協働”をテーマとしましたが、行政職員と市民が学びの場を共有して、全国で協働がうまく進んでいる事例や市町村をあげて子育て支援を大きなテーマとして取り組んでいる事例にふれたことで、行政に対して市民と付き合う方法、市民に対して行政と付き合う方法を学び合い、それぞれについて具体的なヒントや可能性が見出すことができました。
 お互いに信頼関係を築きつつ、その地域が持つ資源、課題、ネットワーク、当事者の声を生かし、いかに一緒に地域の課題を解決していくのか、今後各地で具体的な取り組みが展開されることを期待しています。

開催日:平成18年12月9日(土)10:00〜17:00
会 場:札幌大谷短期大学 札幌市東区北16条東9丁目

主催/財団法人こども未来財団  
共催/つどいの広場全国連絡協議会 
協力/つどいの広場事業研修セミナー<札幌>実行委員会
後援/厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・北海道・札幌市・
    (社福)北海道社会福祉協議会・(社福)札幌市社会福祉協議会・
    札幌大谷短期大学・和歌山大学


プログラム
10:00〜10:15  開会挨拶

●プログラム1 基調報告  
10:15〜10:45  厚生労働省少子化対策企画室室長 度山徹さん
度山 徹さん
●プログラム2 シンポジウム
10:50〜12:20「みんなでつくろう!子育て支援拠点〜市民と行政のパートナーシップ」
【コーディネーター】 山本健慈さん    和歌山大学(写真左)
【話題提供者】 三国義達さん 石狩市保健福祉部子ども室(写真右)
          野口比呂美さん NPO法人やまがた育児サークルらんど(写真中央)
左:山本さん/中央:野口さん/右:三国さん

山本さん 野口さん 三国さん
●プログラム3 ランチ交流会 
13:00〜13:30 【コーディネーター】大久保真由美さん むかわ町母子通園センター
                              穂別きらり「おひさま広場」
<ランチ交流会>
お弁当を早めに済ませ、北海道内のつどいの広場11ヶ所+札幌市内で自発的に行われているひろば3カ所、計14ヶ所のリレー紹介がありました。


●プログラム4 分科会
<第1分科会>行政・運営担当者向け「行政が立てる子育て支援戦略」
 大人も子どもも安心して育ち合うまちづくりとしての子育て支援策
 【コーディネーター】  後藤  多美子さん 恵庭市子育て支援センター 
 【話題提供者】 猪口  信幸さん   恵庭市保健福祉部子ども未来室 
           度山  徹 さん    厚生労働省少子化対策企画室
   【助 言 者】    山本 健慈さん    和歌山大学
第1分科会

<第2分科会>ボランティア向け「地域で子育てを支えよう」
 地域に暮らす人々による様々な形の親子の居場所づくりの取組み
 【コーディネーター】  関戸  美津子さん NPO法人子育て応援かざぐるま 
 【話題提供者】 高橋  由紀子さん 札幌市子ども未来局子育て支援部
            矢島  満子さん    小さな談話室ゆらゆら 
第2分科会

<第3分科会>スタッフ向け「親子への寄り添い方
 個々の利用者の目的やニーズに添った適切な支援をするために
 【コーディネーター】   藤田  晴美さん 帯広市地域子育て支援センターこでまり
 【話題提供者】 浅野  幸子さん 茅ヶ崎市北口子育て支援センター 
 【助 言 者】  浜    栄子さん 札幌大谷短期大学 
第3分科会

<第4分科会>一般・支援者向け「子育て支援を仕事にしよう」
 子育てママの熱い思いで社会を変える挑戦”に学ぼう!
 【コーディネーター】  中谷  通恵さん   NPO法人お助けネット 
 【話題提供者】 中橋  恵美子さん  NPO法人わははネット 
 【助 言 者】   宮崎 隆志さん     北海道大学大学院
第4分科会

各分科会では各テーマに向けて話し合い、参加者と共に以下のキーワードを考え合い
ました。

◇第1分科会「行政が立てる子育て支援戦略」
“求められる企画力”“家族全部の支援”

◇第2分科会「地域で子育てを支えよう」
“お互いの立場を認め合う”
“ひろばとボランティアのつなぎ役が必要”

◇第3分科会「親子への寄り添い方」
“利用者が自然に過ごす”
“担当者は自分自身を振り返る”

◇第4分科会「子育て支援を仕事にしよう」
“当事者である強み=切実なニーズ・
                              子育てママの潜在能力”
“NPOの役割=しくみや事業をつくる・
                    自分たちの フィルターを持つ”

<最後に>
 

今回のセミナーを通して、それぞれのひろばや地域を通して各市町村、北海道全体の子育て支援の今後の方向性についても、様々な立場から共に考える機会となりました。
 セミナーの最後に、まずは小さな一歩として、参加者を中心に道内のひろばをつなぐメーリングリストを作ることとなり、緩やかにネットワークしていくことを皆で確認して終了しました。



【実行委員会構成団体】
NPO法人お助けネット/NPO法人こども・コムステーション・いしかり・/
NPO法人子育て応援かざぐるま/恵庭市子育て支援センター/帯広市地域子育て
支援センターこでまり/むかわ町母子通園センター穂別きらり「おひさま広場」



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平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<長野開催>のご報告

テーマ
『みんなでつくるつどいの広場』


<開催のご報告>
 
 長野では、行政と民間の協働という視点からセミナーを開催しました。
17年度長野県内には、つどいの広場が28箇所あり、行政が直営で運営しているものが19箇所社協が運営しているもの4箇所、保育園併設型が4箇所、NPO法人が運営しているものが1箇所でした。シンポジュウムでは実際にNPOが運営してみてのよさや課題、行政とのかかわり方などを話し合い、これからNPOなどが行政とどのように協働していったらよいのかを考えました。また、広場の運営やひろばスタッフの質を高めるにはどうしていったらよいのか、妊娠期からの継続した支援等についてそれぞれの専門家を講師に迎え分科会を開催しました。より充実した研修になるように、6つの分科会を設け少人数での話し合いを心がけました。どの分科会も講義にとどまることなくグループワークなどを取り入れたことにより、より多くのものを得られたという感想が寄せられました。参加者も行政の方・NPO関係の方・支援センター・つどいの広場関係の方と様々な方に参加していただきましたが、ボランティアも保育専攻の学生・行政関係者・NPOの方・支援センター関係の方と様々な立場の方が協力してくださりそれぞれのみなさんのおかげで充実したセミナーが開催できたと本当に感謝しています。

日時:平成18年11月19日(日)10:15〜17:00
会場:長野市もんぜんぷら座
主催:財団法人こども未来財団
後援:厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・長野県・長野県教育委員会
   長野市・(社)長野市医師会・(社)日本助産師会長野県支部北信助産師会
   NPO法人長野県NPOセンター
<プログラム>
平井さん 開会挨拶10:15〜10:30  
財団法人こども未来財団 常務理事 平井 全さん
  

 

 


度山さん <プログラム1>10:30〜11:00
基調報告 厚生労働省少子化対策企画室長 度山 徹さん

 

 

 


野口さん<プログラム2>11:00〜11:30  
基調講演  
「みんなの思いをかたちに「ほっとできる」ひろばを目指して」  
NPO法人やまがた育児サークルランド代表 野口比呂美さん

 

 

 


井上さん

<プログラム3>11:30〜13:00
シンポジュウム
「みんなでつくるつどいの広場 〜行政と民間の協働〜」
コーディネーター 井上 裕子さん 信濃毎日新聞論説委員

 

 

 


シンポジスト 度山 徹さん 厚生労働省少子化対策企画室長
       野口 比呂美さん NPO法人やまがた育児サークルランド代表
       市川 博美さん 松本市収入役
       寺沢 小百合 ながのこどもの城いきいきプロジェクト

左:市川さん・右:寺沢さん左:度山さん・右:野口さん

全体

全体

<プログラム4>14:00〜15:45
分科会
第1分科会 「行政とのパートナーシップ」 
中澤さん、寺沢報告者  
左:中澤 和彦さん
(長野市総務部地域振興課係長)

右:寺沢 小百合
(ながのこどもの城いきいきプロジェクト)

 

 

市川さん、菊池さんコーディネーター  
市川博美さん(松本市収入役)
司会 
菊池 明弘さん
    (長野県NPOセンター)

 

 

 

 


第1分科会全体の様子


NPOと行政との「協働」について、
行政から中澤さん
NPOから寺沢が
報告をしてシンポジュウムでの
話し合いをさらに深めました。

 


第2分科会 「スタッフ・ボランティアコーディネート」

村松さん、長井さん 

講師 松村 隆さん
(長野いのちの電話事務局長)

司会 長井 千恵美さん
    (ママレンジャー)

 

第2分科会グループワークの様子

スタッフ・ボランティアコーディネートについて「ボランティアとは何か?」を考えながら、ボランティアや
スタッフをサポートする上で
実践していることや、したほうが
いいと思うことを書き出しグループワークをしました。

 

 


第3分科会 「つどいの広場の運営」

野口さんを中心に講師 野口 比呂美さん(中央)
NPO法人
やまがた育児サークルランド代表)

司会 倉石 知恵美さん
NPO法人へそのお)

 

 

野口さん

つどいの広場の「運営」について、午前中の基調講演の内容を深めるような形で進めました。野口さんの話の後参加者から自分の活動の中での問題点や感じていることなどをだしてもらい話し合いました。

 

 


第4分科会 「ひろばに来る親子への接し方」 

藤田さん・磯辺さん講師 藤田 直子さん(臨床心理士)

司会 磯辺 弥生さん(ひよこの会)

 

 

 

 

第4分科会グループワークの様子ひろばに来る親子への接し方に
ついて藤田さんの講義を
聞いた後、3つのグループに
分かれて講師、司会者も交えて
グループワークを行いました。

 

 

 


第5分科会 「小児救急法の知識を身につける」

第5分科会会場の様子講師 若林 靖伸さん
(小児科医)
写真右から2人目立っている方)

司会 渡辺 規子さん
(ひよこの会)

 

 

配布資料の中の「こどもが大変!」という若林さんをはじめとする
長野市内の小児科医が作成した冊子を中心に病気のときの看護の仕方、病勢の見方を学びましだ。



第6分科会 「妊娠期から出産直後の支援」

保谷さん、小林さん講師 保谷 ハルエさん
(助産所ほやほや施設長)

司会 小林 栄さん
(うりうりくらぶ長野)

 



第6分科会グループワークの様子
前半は保谷さんより、日頃妊産婦さんと
接したり相談を聞く中で感じることや最近県内でも急速に進む産科医不足の問題などの話をしていただき、後半は、
1.核家族への支援」
2.どう妊婦さんに接したらいいか」
というテーマでそれぞれ話し合いをしました。




<プログラム5>
全体会 16:00〜17:00

全体会の様子:講師報告それぞれの分科会で話し合われた内容について各分科会の司会者より報告がされた後、各分科会の講師よりコメントをもらうかたちで進められました。


 

 

 

コーディネーター:西山さんコーディネーター 西山 薫さん(清泉女学院短期大学 教授)さん
からは、大学などでは家族援助論という授業はあるがつどいの広場や子育て支援センターなどについて学ぶ機会がないのでこれから積極的に取り入れていきたいとの意見が出されました。

 

全体会の様子

会場から「広場の評価はどのようにされているのか」などの質問がだされました。

 

 

 

平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<岡山開催>のご報告


テーマ
学びあい・育ちあい・つながりあおう〜広場の質を高めるために〜


<開催報告>
今回のセミナーでは、岡山県内の「つどいの広場」「子育てサロン」「子育て支援センター」などに関わる人が一堂に集まり、親子にとって本当に必要な支援は何かをともに考え合い、そして、そのために必要なスタッフの力量や広場プログラムのあり方などについて深く掘り下げて学ぶ機会となりました。
プログラムはどれも濃い内容となり、今後広場を開設したい人、また運営中の広場をさらに充実させたい人からも「自分達の課題に気づいた。これからの実践に具体的に活かしたい」「広場の重要性を確信した」など、セミナーが勇気付けの場となったようです。
また、今回のセミナーがきっかけとなり、今後も継続して情報交換や学びあいを行うための「岡山つどいの広場ネットワーク」の発足も実現しました。

開催日:平成18年11月5日(日)10:00〜16:30
会 場:岡山県総合福祉ボランティア・NPO会館「きらめきプラザ」2階
    岡山県ボランティア・NPO活動支援センター「ゆうあいセンター」
     (岡山市南方2丁目13−1)
主催/財団法人こども未来財団  
共催/つどいの広場全国連絡協議会 
協力/つどいの広場事業研修セミナー<岡山>実行委員会
後援/厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・岡山県・岡山市・(社福)岡山県社会福祉協議会 

プログラム

10:00〜10:15  開会挨拶
●プログラム1 基調報告
10:15〜10:45 講師 厚生労働省少子化対策企画室



●プログラム2 調査報告 
10:45〜11:30 
「拠点型地域子育て支援におけるプログラム活動のあり方に関する研究」  
講師:渡辺顕一郎さん 四国学院大学教授(NPO法人子育てネットくすくす理事長)
渡辺 顕一郎さん



●プログラム3 研究報告 
11:30〜12:15

高山 静子さん 「子育て支援者に求められる力量とは?」
講師:高山静子さん
(子育て支援者コンピテンシー研究会代表 )

 この報告は参加者にとって大変新鮮な情報でした。「子育て支援者のコンピテンシー」と初めて出会い深く関心を示された方も多かったようです。「親子の広場」に関わる人たちが自分自身を振り返る機会になりました



●プログラム4 ランチ交流会 12:15〜13:40
ポスターセッションで大交流会
コーディネーター:米田宣和さん(NPO法人子ども達の環境を考える ひこうせん)
岡山県内で開設される「親子の広場」大集合。それぞれ熱のこもった発表が行われ、皆さん熱心に聞き入っていました。





●プログラム5 分科会 

<第1分科会>「みんなでつくろう!魅力あふれる広場」
広場の立ち上げ方法、環境作り、人的ネットワーク作り、運営方法、
行政との関係作り等について先進事例から学びます。

【事例報告】
○市民と行政で協働運営する広場のあゆみ
    庄司憲子さん(NPO法人子育て支援の会「サポートあい」)

○行政直営型総社市つどいの広場事業のとりくみ
   木田美和さん(総社市こども課 保健師)

【コーディネーター】渡辺顕一郎さん  四国学院大学教授
          (NPO法人子育てネットくすくす理事長)

今、自分達がどのステップにあって、どのような課題があり何をすればよいのか、を具体的に考え見つめる機会になりました。行政や様々な人との関係作りをしていくためには、こつこつと実績を作りながら、活動を整理して周囲にアピールしていくことも大切だということを学びました。



<第2分科会>「地域子育て支援スタッフ スキルアップ 子育て力を育む支援」

【事例報告】セルフラーニングのとりくみから
小西稔子さん(子育て支援ネットワーク「みらいのたね」)    

【取材報告】家族が一緒に成長する「日本プレイセンターピカソ」の取材を通して
赤迫康代さん
(NPO法人子ども達の環境を考えるひこうせん)

【コーディネーター】高山静子さん (地域ぐるみの子育てをすすめるひだまりの会)
子育ては学習性のものであるため、親が、子どもとの関わり方や発達段階など子どもに関する生の情報を広場で得られる仕組みが大切であることや、その方法についての話し合いを行いました。育児経験の少ない人も、それらの学びが自信に繋がり自然に子育てが楽になっていけるのではないか、広場における学習支援は親子が育ちあうために大きな意味があるのではないかという意見もありました。
分科会2 分科会2


<第3分科会>「子育て支援者は何をどう学ぶ?〜研修プログラムについて考える〜」

【コーディネーター】米田宣和さん(NPO法人子ども達の環境を考える ひこうせん)

【講師】中野菜穂子さん(岡山県立大学短期大学部助教授)
    澤津まり子さん(就実短期大学講師)
    村田恵子さん (就実短期大学講師)

分科会3の様子「子育て支援者研修プログラム」の開発をめざし、岡山県の地域子育て支援者及び利用者に行った調査報告をもとに、県内の子育て支援機関(ひろば・子育て支援センター・サロン)利用者のニーズ、従事者の苦労や課題、取り組む姿勢について把握することが出来ました。また、先進事例の紹介により、支援ニーズに合わせた支援活動方針の決定、スタッフの力量向上のための具体的な取り組みを学べました。


●プログラム6 全体会(各分科会からの報告)
15:50〜16:30
分科会3の様子


 



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平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<和歌山開催>のご報告

テーマ
パワーアップ!みんなで支える子育て・子育ち
〜出会い・学びあい・つながろう!



<開催のご報告>

和歌山は交通の便と地理的なこと、県内に2ヶ所しかないつどいの広場。
次世代行動計画でも21年度までに4ヶ所しか増えないという状況の中で、子育て支援の拠点の必要性とつどいの広場の地域拠点としての力を発揮していくためのネットワークというところに視点をおき、2日間に分けての研修となりました。
行政、NPO、婦人会、保育園、県議会議員、地域子育て支援センター、医科大学病院小児科など、様々な方たちの参加があったことは収穫でした。また、参加はなかったものの子育て応援企業とのつながりもできました。
今回のセミナーで、子育て当事者の若い人たちがこれからを担っていく可能性も見えてきました。
和歌山では初めてのことなので、事前のマスコミ掲載や取材など私たちにとっては、いい時期に、いい研修セミナーができました。
終了後の参加者からの声から全てのプログラムが学びの場として成果があったと感じました。


開催日:平成18年10月27日(金)13:30〜17:00・ 28日(土)10:00〜13:00

会 場:県民交流プラザ和歌山ビッグ愛 501会議室+(和歌山市手平2丁目1−2)
主催/財団法人こども未来財団  
共催/つどいの広場全国連絡協議会 
協力/つどいの広場事業研修セミナー<和歌山>実行委員会
後援/厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・和歌山県・和歌山市・
   (社福)和歌山県社会福祉協議会

プログラム

10月27日(金)
13:30〜13:40 開会挨拶

●プログラム1 基調講演
13:40〜14:30 「みんなで支える楽しい子育て」 
【講師】    中西利恵さん 相愛大学人間発達学部助教授
中西さん  基調講演の様子

●プログラム2 シンポジウム
14:40〜17:00  「地域の元気!パワー発見!」
【パネリスト】
奥山千鶴子さん NPO法人びーのびーの代表
大野久美子さん 栄谷保育所長
川嶋ひとみさん 子育てサポートキッズクラブ代表
岡本瑞子 NPO法人子どもNPO和歌山県センター理事長
     和歌山市つどいの広場キッズステーション常駐アドバイザー

奧山さん大野さん川嶋さん岡本さん
  奧山さん     大野さん       川嶋さん      岡本さん

シンポジウム会場の様子
  シンポジウム会場の様子

10月28日(土)
●プログラム3 基調報告
10:00〜10:30 「子育てにかかわる施策について」
【講師】:度山 徹さん 厚生労働省少子化対策企画室長  
度山さん

●プログラム4 テーマ別分科会
10:40〜12:00
1)「協働で育む地域の子育て支援」
ゲスト:度山 徹さん 厚生労働省少子化対策企画室長
     松本正惠さん 和歌山県子ども未来課長
     宮崎久さん  和歌山市こども家庭課こども福祉班長
進行:岡本瑞子 NPO法人子どもNPO和歌山県センター理事長
         和歌山市つどいの広場キッズステーション常駐アドバイザー

左から進行役:岡本さん、ゲスト:度山さん、松木さん、宮崎さん
左から進行役:岡本さん、ゲスト:度山さん、松木さん、宮崎さん

分科会1会場の様子ほっとな感じでわかりあえるような会にしましょうと、まずは参加者の自己紹介から始まりました。様々な団体から18名の参加、どの団体名を伺っても子どもにかかわるところばかり、議員の方も2名参加してくださりました。
それぞれが抱えいる問題点やこれからのつどいの広場のあり方などについて話し合いました。


                   分科会1 会場の様子

2)「子育て支援活動のリスクマネジメント」
ゲスト:榎本三千雄さん 
    NPO法人住まいと介護のコミュニティネット副理事長
    元あいおい損保クオリティライフ事業部長
進行:島 久美子 
NPO法人子どもNPO和歌山県センター理事

榎本さん 分科会2の会場の様子
   榎本さん               分科会2 会場の様子

具体的な例をあげながら、リスクマネジメントについて詳しく説明していただきました。 
事が起こってからの対策ももちろんだが、事前の対策の大切さを改めて痛感しました。 
また、それぞれの団体で起こっている問題や悩みにも詳しい説明をいただきました。

                       


3)「子育て支援スタッフのパワーアップ」
ゲスト:奥山千鶴子さん NPO法人びーのびーの代表
進行:江利川由喜さん 和歌山市つどいの広場ぐるんぱコーディネーター

奧山さん 江利川さん 分科会3 会場の様子
    奧山さん       江利川さん       分科会3 会場の様子

それぞれの団体の問題点や悩みをあげましrた。そのあと、4つのグループに分かれてそれぞれのテーマについて話し合い、対応策を考えていきました。
こだわりを持ちながらも、大きく広がりをみせていく必要性があることを実感しました。



●プログラム5 全体会〜各グループからの報告
12:10〜13:00
進行:中村富子さん NPO法人WACわかやま 理事長



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平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<長崎開催>のご案内


テーマ
『ひろばから始まる「まちづくり」〜みんなで子育てが楽しめる長崎へ!』


テーマ
『ひろばから始まる「まちづくり」〜みんなで子育てが楽しめる長崎へ!』
<開催のご報告>
長崎は、これまではイベント型の子育て支援が中心で、長崎市の委託によるお遊び教室(月1回・2時間が25ヶ所、親子で遊ぼう会(週1回)が14ヶ所あり、NPOの自主運営によるつどいの広場が1ヶ所のみでした。
しかし今年度、長崎市の補助金を受け、NPO法人等民間が運営し、長崎市にて常設型の子育て支援センター(4ヶ所)がいよいよはじまりました。
今回のセミナーでは、県、市、社協、NPO、大学関係者、保育園・幼稚園など多方面の方が集まり、子育て支援について一緒に学び、常設の「ひろば」の必要性と可能性を共有することができました。
参加者同士がこれから情報交換などを活発に行えるきっかけにもなったようです。今回の研修をネットワークづくりの原動力にしていきたいと思います!

■日時 平成18年10月6日(金) 10:30〜16:30
■場所 長崎ブリックホール3階(長崎県長崎市茂里町2-38国際会議場・会議室1〜3)
■主催:財団法人こども未来財団  
■共催/つどいの広場全国連絡協議会
■協力/つどいの広場事業研修セミナー<長崎>実行委員会
■後援/厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・長崎県・長崎市・(社福)長崎県社会福祉協議会


《プログラム》

10:30〜10:40  開会挨拶

●プログラム1 パネルディスカッション  10:40〜12:30

各登壇者の方々に、
・国の子育て支援の方向性を確認
・先進地域・横浜の事例 …ひろばから地域への広がり
・子育て支援で初めての大きな取り組み  …行政とNPOの協働について
・「まちづくり」の視点からのコーディネーターによる総括を語っていただきました。

【コーディネーター】 
山口純哉さん(写真一番右)  長崎大学経済学部助教授(地域経済論)

【パネリスト】
香取 徹さん(右から2人目)  厚生労働省少子化対策企画室 
松本憲明さん(中央)     長崎市こども部子育て支援課 課長
奥山千鶴子(左から2人目)  つどいの広場全国連絡協議会 世話人代表
西川英恵さん(一番右)    NPO法人子育てネットながさき 代表理事  
 


●プログラム2 分科会13:30〜15:30
<第1分科会>
「常設型ひろばスタッフに求められるもの」

常設のひろばに訪れる参加者は、ひろばやスタッフに何を求めているのかを考え、スタッフに必要な姿勢・スキルを学びました。
これからひろばのスタッフになる皆さんが中心の参加で、
支援者にもとめられるコンピテンシー(力量)を学ぶことができた分科会でした。

【コーディネーター】  
高山静子さん 
地域ぐるみの子育てをすすめるひだまりの会支援アドバイザー



<第2分科会>
「地域の子育てを元気にする行政の役割」
「ひろばの運営にあたり、行政はどのような役割を持つのか、また運営団体とどのようなパートナーシップを組むべきかを考えました。熊本の事例を行政の立場・運営者の立場から発表していただき、行政と活動団体が信頼し合い、のびのびと活動する様子に、たくさんの質問が飛び交いました。

【事例報告者】
森 久子さん  山鹿市立川辺幼稚園園長
古江律代さん  山鹿市子育て支援課専門員
【コーディネーター】
吉田由美さん 熊本県宇城地域振興局福祉課参事
(元熊本県健康福祉部少子化対策推進課)



第3分科会>
「ひろばに地域を巻き込もう!
    こんなひろばがあったらいいな」

ひろばを拠点に、地域のみなさんにも子育てに参加してもらうにひろばの持つパワーと可能性を考えた参加型の分科会でした。
木の根っこに自分の子ども時代と最近の子どもをイメージしました。
そして、「こんなひろばがあったらいいな」を木の葉に想定し、グループごとにオリジナリティのある「ひろば」が完成しました。

【コーディネーター】
奥山千鶴子 つどいの広場全国連絡協議会 世話人代表 


●プログラム3 全体会〜各ワークショップからの報告15:30〜16:30
【コーディネーター】
西川英恵さん 
NPO法人子育てネットながさき
代表理事

参加者同士がこれから情報交換などを活発に行えるきっかけにもなったようです。今回の研修をネットワークづくりの原動力にしていきたいと思います!


平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<名古屋開催>のご報告

テーマ
『つどいの広場が育む子育ての力、
地域の力〜100人ワークが描く広場の未来図』



 名古屋では、広場の普及とともに多くの課題が明らかになってきたことを受け、ただ課題を解決するだけでなく、その先にある広場の未来図を参加者が全員で共有する必要性があると考えました。そこでまず課題を(1)広場の新しい役割の発見と地域とのネットワーク作り(2)利用者である親のエンパワーメント(3)子育て支援とは直接関係のなかった異業種分野との連携という3つのテーマに整理し、それぞれ先進事例の報告をもとに分科会形式で学びました。その後、参加者、事例報告者ら全員がワークショップ形式のディスカッションを行いこのエリアにおける未来の広場のあり方についてイメージを作り上げました。100人がいっせいにひとつのフロアで活動する光景は壮観でしたが、NPO、民間、行政職員の枠を超えて、現場を持つものならではの討議は熱を帯び、会場のエアコンが効かなくなるほどの活気となりました。
■日時:平成18年8月25日(金)10:00〜16:30
■会場:名古屋市総合社会福祉会館
■主催:財団法人 こども未来財団
■共催:つどいの広場全国連絡協議会
■後援:厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・愛知県・名古屋市


《プログラム》
開会あいさつ 
平井理事あいさつ
   

 

こども未来財団常務理事
        平井 全さん

 




●プログラム1 基調報告10:15〜10:40  
 
度山さんの基調報告
講師 
厚生労働省
少子化対策企画室長
度山 徹さん




基調報告会場風景

 

基調報告会場風景

 





●プログラム2 分科会10:50〜12:20

<第1分科会>「広場の可能性を考える」
商店街の商店主やおかみさんが広場で利用者と交流したり、大学生による保育ボランティアのコーディネート、地域の高齢者とともに地域行事を行うなど、外との人的交流が広場に新しい役割をもたらしている例を聞きました。

【事例報告者】丸山政子さん(NPO法人子育て支援のNPOまめっこ)
       奥山千鶴子さん(NPO法人びーのびーの)
       牛田由美子さん(NPO法人ファミリーステーションRin)
【進行役】  門間晶子さん  名古屋市立大学看護学部

第1分科会 報告者の丸山さん(マイクを持っている人)、進行役の門間さん
第1分科会 報告者の丸山さん(マイクを持っている人)、進行役の門間さん

第1分科会、左から牛田さん、奥山さん、丸山さん
第1分科会、左から牛田さん、奥山さん、丸山さん



<第2分科会>「広場の持つ内なる力とは」

 利用者が広場で次第に企画、運営側に立つ機会を得ていくことで、自らが持っていた力を発揮する場を得、それが子育て自体を楽しむ力の源になり、また次の世代を支援する人材になっている例を聞きました。


【事例報告者】松田妙子さん(子育て支援グループamigo)
       鈴木園枝さん(犬山市子育て支援センター)
       上野規子さん(NPO法人こどもNPO)
【進行役】  宮嶋貴美子さん(親と子のホッとスペースきゃら)

進行役の宮嶋さん左から、報告者の松田さん、鈴木さん、上野さん
進行役の宮嶋さん    左から、報告者の松田さん、鈴木さん、上野さん


      スライドによる報告の風景



<第3分科会>「異業種との連携を探る」
 商店街やパチンコ店、幼稚園など、これまで接点のなかった業種と結びつくことによる広場の基盤作りの可能性を探りました。多様な地域ニーズに対応しきれない行政にかわり、民間とNPOとの連携に期待が見出せるような報告が続きました。

【事例報告者】川北信彦さん(名古屋市商店街振興組合連合会)
         高橋千代さん(NPO法人ねこのて)
         新田泉さん(NPO法人子育てなごや)
【進行役】     藤岡喜美子さん(NPO法人市民フォーラム21)

進行役の藤岡さん
      

進行役の藤岡さん



左から、報告者の川北さん、高橋さん

 

 

左から、報告者の
川北さん、高橋さん

 



 報告者の新田さん

報告者の新田さん






●プログラム3 ワークショップ 
13:20〜16:30「100人ワークで描くつどいの広場の未来図」
【総合コーディネーター】藤岡喜美子さん  NPO法人市民フォーラム21

  午前の3分科会で明らかになった課題について、参加者と事例報告者・進行役がともにテーブルを囲み、つどいの広場が未来においてどのような形になっているのが望ましいかをワークショップ形式で討議しキーワードを抽出、会場全体で未来構想を共有しました。

総合コーディネーター:NPO法人市民フォーラム21 藤岡喜美子さん
サブファシリテーター:NPO法人こどもNPO 原 京子さん


会場の風景

 

 

会場の様子

 

 



まずはディスカッション

 

 

まずはディスカッション

 




ポストイットで考えを整理

 



ポストイットで考えを整理

 

 



キーワードとともに、グループ発表

 

キーワードとともに、
グループ発表

 







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平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<敦賀開催>のご報告


テーマ
『地(じ)の人・旅の人 福井に住んだら福井っ子
 〜みんなで子育てしましょうよ〜』 



 福井県では、現在6団体7ヶ所で行政の委託による子育てひろばが開催されているほか、各地で支援事業が展開されています。それぞれが緩やかなネットワークを形成しているものの、一堂に会して話し合う機会はなかなかありませんでした。
 
 本セミナーでは、現在展開されている子育て支援政策の全般を学ぶとともに、常設の広場の情報を交換することから始め、広場や子育て支援事業運営者のための研修、また直接的に親子を迎える立場のスタッフに向けた研修を実施しました。
 
 参加された99名の皆さま、どうもありがとうございました。



■日時 平成18年9月13日(水)10:00〜16:15
■場所 敦賀市福祉総合センターあいあいプラザ
 (敦賀市東洋町4−1)
会場
■定員:80名(事前申込み) 
■対象:つどいの広場・子育て支援センター・
    子育てサロン・子育てサークルなどの
    地域子育て支援に関わる人。
    又、子育て支援に関わる行政関係者・
    教育関係者・医療関係者・企業・その他
    子育て支援に関心のある人。

■主催:財団法人こども未来財団 共催:つどいの広場全国連絡協議会
■協力:つどいの広場事業研修セミナー<敦賀>実行委員会
■後援:厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・福井県・敦賀市・福井県社会福祉協議会



《プログラム》
●プログラム1 行政基調報告   
 厚生労働省少子化対策企画室長 度山 徹さん

 県内で厚生労働省少子化対策企画室長から直接お話をうかがえる機会が無いため、参加者は熱心に聞き入りました。

発表者:度山 徹さん
福井県健康福祉部子ども家庭課  
  辻岡 雄幸さん辻岡 雄幸さん

 

 

 





●プログラム2 
県内各ひろば基調講演とパネルディスカッション 11:00〜12:30

コーディネーター:子育て生活応援団団長  橘 薫さん
アドバイザー  :厚生労働省少子化対策企画室・福井県健康福祉部子ども家庭課
パネリスト   :社会福祉団体型 社団法人福井市シルバー人材センター「あのね」
市民活動団体型 NPO法人子育てサポートセンターきらきらくらぶ
   「おやこきらりんひろば」
企業型 福井県民生協「ひよこルーム」
行政型 敦賀市子育て総合支援センター 

福井県内でソフト交付金により運営されている各広場の報告をしました。生協、シルバー人材センター、行政、NPO法人それぞれ各広場の特徴を生かした運営ぶりが発表されました

左から山内さん、西村さん、木村さん、山本さん、橘さん
左から山内さん、西村さん、木村さん、山本さん、橘さん


●プログラム3 ランチ交流会 12:40〜13:40
ランチ交流会

● プログラム4 希望別セッション 13:45〜15:35

【運営者向けセッション】
参加者による現在の運営状況・課題報告・課題についての話し合いとアドバイス

コーディネイター 
NPO法人子育てサポートセンター きらきらくらぶ  林 恵子さん

アドバイザー   
子育て生活応援団  橘 薫さん
   
運営のセッションでは、まずは、広場と支援センターの運営はどんなところが違うかという第1歩から話し合われました。またNPOの運営する広場からは、スタッフの温度差をどう縮めるかという課題が出されました。これから広場を運営したいという団体からは、うまく行政と協同する方法が質問され、熱く議論しました。

運営者向けセッション 運営者向けセッション


【スタッフ向けセッション】ロールプレイング
広場スタッフに求められるものスタッフの対応、ひとつじゃないよ
コーディネーター 関西学院大学専任講師 川島 恵美さん

関西学院大学 川島先生によるロールプレイングで、スタッフの対応を学び合いました。ひろばでどのような声かけが望まれるかグループごとに演じ、同じセリフでも雰囲気によって伝わり方が変わることや、フタッフに求められることについて学習しました。

ロールプレイ:中央が平井全さん ロールプレイング:中央かがんでいるのは度山さん
ロールプレイングの様子(中央が平井さん)  ロールプレイングの様子
                                       (かがんでいるのが度山さん)

右端:立っている方が関西学院大学専任講師 川島 恵美さん
右端:立っている方が関西学院大学専任講師 川島 恵美さん

●プログラム5 全体会 15:45〜16:15
全体会での発表:宮田さん
富山短期大学 宮田徹さん

全体会の様子1
全体会の様子(マイクを持っているのが実行委員長 林惠子さん)


平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<高松開催>のご報告

テーマ
地域で支える子育て・子育ち〜つなぐ つながる 子育ての輪〜




平成16年につどいの広場全国セミナーを香川県善通寺市で開催しましたが、平成18年の今回は、もっと小規模で、顔の見える関係をセミナーをきっかけに生み出せるようにと地方セミナーを高松で開催。
定員70名の会場は予定をはるかに超える108名の参加者がありました。
午後からのワークショップでは地域別に3分科会に分かれてより深く話し合いをし香川の常設型のひろばの現在・そして未来を展望した未来予想図を語り合いました。
参加者の方からは「とても楽しいセミナーだった」「このようなセミナーにまた参加したい」とうれしい感想がありました。
参加してくださったみなさん、どうもありがとうございました。


■日 時 平成18年8月5日(土)10:00〜16:00
■場 所 サンポート高松6F (香川県高松市サンポート2-1)
■主 催 財団法人こども未来財団 
■共 催 つどいの広場全国連絡協議会
■協 力 つどいの広場事業研修セミナー<高松>実行委員会 
■後 援 厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会


■プログラム 
開会挨拶    10:00〜10:15
財団法人こども未来財団 常務理事 平井 全さん

[プログラム1] 10:15〜10:45 
基調報告 厚生労働省少子化対策企画室長 度山 徹さん
 
[プログラム2] 10:45〜12:30 
パネルディスカッション 
コーディネーター四国学園大学教授 渡辺顕一郎さん
パネリスト    
春日保育園地域子育て支援センター            野町文枝さん
西岡医院小児科医師・にしおか医院地域子育て支援センター 西岡敦子さん
NPO法人子ども劇場笠岡センター              宇野まさ恵さん
NPO法人わははネット                   中橋恵美子さん

パネルディスカッション
左から中橋さん・宇野さん・西岡さん・野町さん

[プログラム3] 12:40〜13:50
ランチ交流会

[プログラム4] 14:00〜15:30 
ワークショップ 
第1ワークショップ 
「東讃地区からの報告」
  進 行:香川県子育て支援課
  報告者:さぬき市子育て支援課     白井謙二さん
      石田保育園「にこにこクラブ」 白井豊子さん
      つどいの広場おるごーる    南原小百合さん

報告者:白井さん第1ワークの風景
第1ワーク発表:報告者 白井さん                         第1ワークの風景

第2ワークショップ
「中讃地区からの報告」
  進 行:NPO法人わははネット
  報告者:高松市こども未来課         別所里美さん
      カナン保育園地域子育て支援センター 坂田ミチ子さん
      つどいの広場もこもこ        梶ヶ谷眞知子さん
報告:梶ヶ谷さん第2ワークの風景
第2ワーク発表:報告者 梶ヶ谷さん              第2ワーク風景2

第3ワークショップ
「西讃地区からの報告」
  進 行:NPO法人子育てネットくすくす
  報告者:善通寺市子ども課              田中 渉さん
      高室保育園地域支援センター「いちごっこ」  松本真美さん
      つどいの広場はぐはぐランドうたづ      粟井宏子さん
左から:進行:草薙さん・田中さん・松本さん・粟井さん
第3ワーク発表 :左から:進行:草薙さん・田中さん・松本さん・粟井さん

第3ワークの様子
               第3ワークの様子


【各ワークショップより】
各ワークショップでは初めに行政・支援センター・つどいの広場からの事例報告・活動内容などの報告がありました。
その後、数名ごとのグループに分かれて「私たちが考える未来の広場像」についてワークを行い、発表をしました。
ワークを通して「親子の理想の居場所」が具体化され、参加者の方との交流がとれとても有意義な時間を過ごすことができました。


プログラム5
統括(各ワークショップからの発表) 15:40〜16:00
コーディネーター 四国学院大学教授 渡辺顕一郎さん
 
                     各分科会からの報告風景

【統括より】各ワークショップからグループごとの「未来の広場像」の発表があり、いろいろな意見を聞くことができました。
未来の広場像についてはハード面(設備など)・ソフト面(精神的なもの)それぞれの考え方がありとても刺激的なものでした。理想を現実のものにしていけたらと思います。


  
■対象者 つどいの広場・子育て支援センター・子育てサロン・親子クラブなどの地域子育て支援に関わる人。
また、子育て支援に関わる行政関係者・教育関係者・医療関係者・企業・その他子育て支援に関心のある人。 
■参加費 資料代:1,000円
 ※つどいの広場全国連絡協議会会員は、個人会員は本人、団体会員は1団体2名まで無料。 
■定 員 70人

■託児費 500円/1日(事前申込・定員20名・1歳半以上・当日清算) 

平成18年度つどいの広場事業研修セミナー<横浜開催>のご報告

テーマ
「ヨコハマ発ひろば未来予想図〜私たちがつくる新しい子育て文化」 



18年度の「つどいの広場事業研修セミナー」の皮切りとして、横浜セミナーを開催致しました。
1日のみのセミナーではありましたが、当初の予定100名を大幅に超える144名の参加者の方に集まりいただき、午前中は行政や関係団体の報告、および昨年実施された調査研究事業の発表が行われ、お昼はランチ交流会、午後は7分科会に分かれてより深く話し合いました。

今回のセミナーは、横浜市が平成14年度より取り組み、現在14箇所に広がったつどいの広場事業について、多方面から検証し、さらには現場で関わるスタッフ間で課題を共有し、意見交換する場として位置づけましたが、全国のつどいの広場の中で、すべてが民間事業者、自宅を活用したひろばなど、他都市からきた方々にとっては、意外な一面もあったようです。
 横浜の常設型のひろばの現在、そして未来を展望した未来予想図を語り合い、ひろば
運営者、ひろばスタッフに分けた分科会にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!


ウィリング横浜


■日  時 平成18年7月16日(日) 10:00〜17:00
■場  所 福祉保健研修交流センター(ウィリング横浜)
(横浜市港南区上大岡西1−6−1
ゆめおおおかオフィスタワー5階) 

【主催】財団法人こども未来財団
【共催】つどいの広場全国連絡協議会




■プログラム
会場内の様子資料コーナー

掲示コーナー

【プログラム1】 基調報告  
度山 徹さん  厚生労働省少子化対策企画室長 
度山さん

岸本孝男さん  横浜市こども青少年局長  
岸本さん

小嶋正夫さん  横浜市社会福祉協議会
小嶋さん

高村美智子さん NPO法人子育てネットワークゆめ 代表 
高村さん

奥山千鶴子  つどいの広場全国連絡協議会 世話人代表 
奧山


【プログラム2】 調査報告
「拠点型地域子育て支援におけるプログラム活動のあり方に関する研究」
講師 渡辺顕一郎さん:四国学院大学教授(NPO法人子育てネットくすくす理事長)
渡辺さん


【プログラム3】 ランチ交流会
コーディネーター 荒木田百合さん・浜田美徳さん:横浜市こども青少年局地域子育て支援課 
中央:荒木田さん/右:浜田さん
ランチ交流会の様子


【プログラム4】 研修分科会
●運営者向け分科会
1.制度を知る、行政とのパートシップ
(コーディネーター:長沢さん・奥山さん)  
長沢さん奧山
分科会1の様子

2.スタッフ・ボランティアコーディネート
(コーディネーター:畑中さん・佐藤さん)
畑中さん佐藤さん


●ひろばスタッフ向け分科会
3.ひろばスタッフ初級向け(これから始める、始めて間もない方)
(コーディネーター:金子さん・山田さん)
金子さん山田さん分科会3の様子


4.ひろばスタッフ中級向け
(コーディネーター:田幡さん・松岡さん)

田幡さん松岡さん

分科会4の様子

5.広場環境を考える
(コーディネーター:渡辺さん・横田さん)
中央:渡辺さん/右:横田さん分科会5の様子


6.地域との関係づくり
(コーディネーター:天明さん・高村さん)
左:天明さん/右:高村さん分科会6の様子


7.ワーキングマザーもパパも育ちあうひろば 
(コーディネーター:米田さん・山根さん)
米田さん山根さん

分科会7の様子(1)分科会7の様子(2)


【プログラム5】 総括
コーディネーター 
●渡辺 顕一郎さん  :四国学院大学教授(NPO法人子育てネットくすくす理事長)
●大豆生田 啓友さん:関東学院大学助教授(NPO法人びーのびーの理事)
左端:大豆生田先生


平成18年度総会&セミナーのご報告

このたび、平成18年7月15日(土)に総会を開催致しました。
また、総会後、「少子化社会の緊急討論」として、つどいの広場全国連絡協議会18年度会員の皆様限定でのセミナーも開催致しました。
総会の様子



■総会
日時  平成18年7月15日(土)13:30〜14:15
場所  新宿住友ビルスカイルーム
    東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル47階 

<総会議事内容>
第1号議案  2005年度事業報告の承認について
第2号議案  2005年度収支計算書の承認について
第3号議案  2006年度事業計画の承認について
第4号議案  2006年度収支予算書の承認について
第5号議案  2006年度世話人の継続に関して
第6号議案  NPO法人化に関する承認について議事

■<セミナー>のご報告
合計特殊出生率1.25という少子化社会の中で、地域子育て支援にかかわる立場として,
できることは何か?少子化対策が大きく揺れ動く中、子育て家庭を支える拠り所としての「つどいの広場」が果たす役割について
日時  平成18年7月15日(土)14:30〜16:30
場所  新宿住友ビルスカイルーム「スカイルームB-8」
    東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル47階

『少子化社会の緊急討論!』
「個別家庭への経済的支援だけでいいのか?今、少子化社会における地域子育て支援のあり方をおおいに語ろう!」という呼びかけのもと、日頃のひろば内の親の声から感じること、会員限定の参加型セミナーで意見交換しました。

【プログラム】 14:35〜15:30  各パネリストの方からのご報告
15:30〜16:30  パネルディスカッション 

セミナーの様子左から度山さん、矢島さん、新澤さん

<パネリスト> 
●厚生労働省少子化対策企画室長 度山 徹氏 
 『少子化対策とつどいの広場、次世代育成の動向』   
度山さん

 
●内閣府男女共同参画局分析官  矢島洋子氏 
『再チャレンジ支援等男女共同参画の推進と地域子育て支援』 
矢島さん矢島さん

●江東区大島子ども家庭支援センター    
みずべ所長 新澤拓治氏
『家庭支援の現状と課題』               <コーディネーター>世話人代表 奥山千鶴子
新澤さん                                奥山





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