中堅者研修

中堅者研修

 本研修は「地域子育て支援拠点事業に従事する職員の資質向上研修に関する調査研究」(※)を踏まえて、地域子育て支援拠点事業の業務経験年数がある程度ある方を対象に、スタッフの質の向上や地域における子育て支援に関する専門的知識や技術等の習得を目的として開発したプログラムとなっております。
 これまで基礎研修・応用研修を受講していない方も受講できます。ある程度、業務経験年数がある中堅者向けの研修の機会として是非ご活用ください。

  • 平成30年度厚生労働省子ども・子育て支援推進調査研究事業
    主任研究員:日本福祉大学 教授 渡辺顕一郎

中堅者研修とは

 中堅者研修では、『詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版 子ども家庭福祉の制度・実践をふまえて』をテキストとして、講義で地域子育て支援拠点の中堅者の方に身につけていただきたい知識を学び、グループワークを通してより深い実践技術を学びます。
 中堅者研修でも1グループに1人のファシリテーターがつき、グループワークの進行役をつとめるとともに、グループでの参加者全員が研修の成果を最大限に引き出せるよう配慮をします。経験豊かな全国の実践者が、専門的なファシリテーター養成講座を事前に受講した上でファシリテーターとして活躍しています。

研修の前に

 研修の前に事前課題に取り組んでいただきます。グループワークでは、事前課題も活用しながら、日頃感じている実践の課題を共有し、解決するための視点や方法を学び、実践技術の向上につなげます。

科目研修方法
1 子ども家庭福祉分野の政策・制度の動向(拠点事業の制度上の位置づけや役割を含む)講義
2 子育て家庭の理解と多様なニーズへの対応(子どもの虐待・貧困・障害等を含む)講義と演習
3 地域課題の把握とそれに対応するプログラムづくり講義と演習
4 相談援助を行うための基本的知識と技術講義と演習
5 地域連携による困難事例への対応講義
  • 研修の前に
  • 研修の前に
  • 研修の前に

中堅者研修の概要

中堅者研修1日型プラン

中堅者研修プログラムは1日型です。

研修時間

◎ 中堅者研修 講義とグループワーク

所要時間:約7時間
パワーポイントと映像を使った講義とロールプレイングなどを取り入れたグループワークを行います。
研修日の約2週間前までに事前課題をお送りしますので、事前に取り組んだものを当日ご持参いただきます。
講師・ファシリテーター 講義を進める「講師」と各グループに1人の「ファシリテーター」がつきます。
受講定員 約18~48名
参加対象 地域子育て支援拠点事業等、乳幼児とその保護者が交流する場の現任スタッフの中堅者で、終日のプログラムに参加可能な方
テキスト・資料
研修費用 研修の開催をご希望の場合は、ひろば全協事務局へご連絡ください。研修事業費のお見積りをいたします。研修費用には、講師とファシリテーターの謝金、旅費、資料代等がかかります。原則として、参加者募集、受付業務および会場手配は、実施される皆様にお願いしております。

基礎研修・応用研修を進める上で大事な役割を果たすのがファシリテーターです。
各グループにファシリテーターがつき、グループワークにおいて、進行役をつとめるとともに、グループでの参加者全員が研修の成果を、最大限に引き出せるよう配慮し、課題を深めていきます。経験豊かな全国に実践が、ひろば全協で開発したファシリテーター養成講座を事前に受講した上で、ファシリテーターとして活躍しています。