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会員相互支援(被災地支援等)

会員相互支援について

ひろば全協の設立以降、何度か地震や水害など大きな災害が発生してきました。
東日本大震災や熊本地震では、ひろば全協の会員の皆さまのネットワークを中心に募金活動を全国展開し、多くの方から支援を届けていただきました。皆さまからお預かりしたすべての募金は、子育て支援拠点を中心とした被災地の子育てひろばにお送りし、被災地の親子に必要な支援に活用していただきました。
あらためて、全国の皆様からご支援賜りましたことに感謝申し上げます。

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また、2014年(平成26年)8月豪雨による広島市の土砂災害や、2018年(平成30年)7月の西日本豪雨では、被災地の会員団体自体が直接、募金を受けとめてくださり、全国の会員から寄せられた募金をもとに、一時預かりや臨時の子育てひろばなどの活動が展開されました。
どこかで災害が起こったら、離れたエリアの会員が支援を届ける。これは、直接の支援活動ができない子育てひろばの利用者の想いも一緒に、子育てひろばを通して被災地に届けることになります。
これまでの被災地支援の活動は、会員相互支援の機会にもなりました。

熊本地震 子育て家庭支援活動募金 実施内容

【実施期間】2016年(平成28年)4月21日~6月15日
【募金総額】382万8106円(のべ146件)

2016年(平成28年)4月14日と4月16日に熊本で相次いで発生した地震では、熊本県内の子育てひろばも被害を受けられました。その際、子育てひろば自体が乳幼児の子育て家庭の避難所としても活用された地域もあります。
災害時要援護者である乳幼児の子育て家庭は、避難所でも困難な状況に立たされることがあります。
例えば、授乳やおむつ替えスペースが確保しづらいこと、子どもの泣き声が理解を得られないこと、子ども用トイレや離乳食対応が少ないことなど、子育て家庭がより困難な状況に置かれることが課題として挙げられました。そこで、寄せられた募金をもとに現地の子育てひろばが中心となり、様々な支援活動を展開してくださいました。
また、被災地から遠く離れた会員団体が、支援物資を届けるなど、全国ネットワークの支援活動も展開されました。

東日本大震災義援金・募金活動 実施内容

【実施期間】2011年(平成23年)3月14日~12月31日
【募金総額】811万8811円(のべ251件)

2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では、ひろば自体が津波で被災されたり、スタッフご自身やご家族も被災されたというお話を伺い、
「東日本大震災子ども・子育て支援募金」を行い、全国からの募金を被災地の会員団体に届けました。これは、全国の子育てひろばから集まった募金を被災地の会員団体にお送りし、現地の会員団体が被災地それぞれの必要な支援活動に役立てていただくという方式でした。
震災直後にも関わらず、ライフラインが復旧していない時期からひろばの活動を再開されたケースもあり、乳幼児の子育て家庭にとっては、不安が募る中、お互いの不安な気持ちを共有し、つながり、支え合うことができる大切な心の拠り所となりました。
また、被災地のひろばから集められた声をもとに、「子育てひろばのための災害対策ガイド~備えの123」を発行しました。
陸前高田市「おやこの広場きらりんきっず」

(提供)陸前高田市「おやこの広場きらりんきっず」

備えの123